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reviewに関するsa_waのブックマーク (16)

  • 『ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア』 デボラ・ソロモン著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「コーネルのソンタグに対する思いは物だった」 書のなかに、こんな意外な組み合わせの一節を見つけ、驚くひとも多いだろう。前者は評伝の主人公にして「箱」の芸術家、ジョゼフ・コーネルだが、後者は二〇世紀の米国を代表する女性作家、スーザン・ソンタグのことだからだ。ほかにも書では、有名無名を問わず、コーネルが思いを寄せた実に多くの女性たちが登場する。実際、かれは恋多き人だった。 ただし、大抵はどれも相手に届かぬ夢想で終わっている。コーネルは引き籠もりがちな性的不能者で、「夜になると、オーブンを点(つ)けてごく低い温度にし、自分の上半身をすっかり中に入れてしまう」ような、物の変わり者だった。 反対に、美術史上でのコーネルは輝かしい存在で、作品の価値はまったく色あせていない。一九三〇年代から独自の作品づくりを始め、シュルレアリスム、抽象表現主義、ポップアートの隆盛と没落をくぐり抜け、次第に名声

    sa_wa
    sa_wa 2011/09/03
    「コーネルにとってつまるところ、想像と創作とのあいだには本質的な差がなかったようにも思われる」
  • V.A. 「BEARISM」- SIKEI-MUSIC

    ベアリズム アーティスト: オムニバス出版社/メーカー: フ゜ラスミユ-シ゛ツク発売日: 2011/05/25メディア: CD クリック: 50回この商品を含むブログ (2件) を見るライブハウス 「難波BEARS」 を拠点とするアーティストによるコンピレーション盤。 あなたはベアーズに行ったことはありますか。もしあるのなら、きっとそれは掛け替えのない貴重な体験なはず。唯一無二のオリジナリティを目指す大阪インディーズバンドの登竜門であり、確かな才能を持つ限られた人間しかステージに立つことはできない。真の意味でオルタナティブであろうとするロックミュージシャンとしてのピュアな精神をこのライブハウスは欲しているし、その求心力によって大阪インディーズシーンの確固たる強靭さ、濃厚さは保たれてると言っても過言ではありません。今作に収められたバンドはベアーズの狭き門を潜り抜け、その中からさらに厳選された

    V.A. 「BEARISM」- SIKEI-MUSIC
  • 『ブラック・スワン』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

    (豪快にネタバレしています) 『レスラー』を見たあと、友人たちと「あの粗い画質は何で撮影してるんだろうねー」と言いつつ確認しないでいたのが、『ブラック・スワン』も同様だったので気になって調べたら、主要な部分はスーパー16。けっこう盲点でした。イクラがべられるだけの札束がポケットに入ってるのに、人工イクラをわざわざ好んでべるような贅沢さというか。ナタリー・ポートマンのギャラが高いといっても35mmで撮れないわけじゃないだろうし…。デジタル一眼レフで撮っている部分は、冒頭のダンスに密接して移動撮影するところでしょうか。自分ではデジカメすら触らないので、全然詳しくないのですが。 人の皮膚をツルッと撮るか、肌荒れを見据えて撮るかで伝わるものは異なってくるわけで、この粗い画質も何かを観客へ感覚的に訴えます。おそらくせわしないカット、手持ちカメラのブレる画面も類似した効果を持っていて、その感覚を言

    『ブラック・スワン』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
    sa_wa
    sa_wa 2011/05/23
    ブラック・スワンて話題だなーと思ってたけど、レクイエムフォードリームやπの人とは知らなかった!俄然見てみたくなった。
  • Vampillia 「alchemic heart」 - SIKEI-MUSIC

    Alchemic Heart アーティスト: Vampillia出版社/メーカー: Important Records発売日: 2011/01/25メディア: CD クリック: 21回この商品を含むブログ (2件) を見る海外レーベルよりリリースされた、1年3ヶ月ぶりの新作。 前作が8曲17分で今回は2曲50分。この極端な振れ幅は彼らが常に異端であろうとするアティテュードの表れですね。前半 「sea」 には Jarboe (Swans) が、後半 「land」 には Merzbow 御大がゲスト参加しており、それぞれに異なった色付けがなされていますが、曲構成としてはどちらもほぼ同じ。静かなアルペジオ、ストリングスの音色がゆっくり立ち昇り、ピンと張りつめた緊張感の中で Jarboe はリリックの朗読を、 Merzbow はハーシュノイズを挟む。やがて静寂は空気をビリビリと震わす轟音へと切り替

    Vampillia 「alchemic heart」 - SIKEI-MUSIC
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    sa_wa 2011/03/08
    気になる
  • 『人を殺すとはどういことか』 再掲 - 成毛眞ブログ

    人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白 作者: 美達大和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (29件) を見る書評を書くにあたり、このだけは担当編集者に電話をし、出版意図を確認した。なにしろ著者は二人の人間を殺め、現在も無期懲役刑で服役中なのだ。著者が隠しているかもしれない、なんらかの目的に利用されてはならないと考えたのだ。 編集者がいうには著者は担当者を指名して、刑務所の中から原稿を送りつけてきたという。出版を決意したのは、面会などを通じて著者の更正が見てとれ、長期刑務所と受刑者の稀なドキュメンタリーとしての価値があると考えたとのことだった。 これほどまでに用心したのは書の著者が非常に高い知能をもち、外形的には平均をはるかに上回る教養をもつ人物だからだ。裁判では著者の性格鑑定が行

    『人を殺すとはどういことか』 再掲 - 成毛眞ブログ
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    sa_wa 2011/03/07
    今読んでる。
  • 指定した日時よりも新しいファイルを別フォルダへコピー「バックアップ差分抽出」NOT SUPPORTED

  • 遺産とはなにか:『トロン:レガシー』 - 冒険野郎マクガイヤー

    トロン:レガシー [DVD] 色んなところで『話がカラッポ』とか『ガッカリ』とか、えらく評判の悪い『トロン:レガシー』だが、いやいやいや自分は結構面白いなと感じたよ。何がって、話がだよ。 というか、この映画って、80年代に子供時代を過ごした自分のような世代には、特別な意味を持つ映画という気がするな。 トロン [DVD] スティーブン・リズバーガー 自分は旧作の『トロン』という映画にそれほど思い入れが無いし、面白いと感じた記憶も無い。初期のCG導入映画といえば、『トロン』よりも『ラスト・スターファイター』の方が100倍好きだ。しかし、『トロン』に思い入れたっぷりなクリエイターが多数いる、という事実は理解しているつもりだ。 Last Starfighter [VHS] [Import] King Baggot だから、作『トロン:レガシー』に大きな思いが込められているのは、凄くよく分かる。リ

  • カルト映画見聞録「π」

    π〈パイ〉 〜疾走するパラノイア・スケープ 監督:ダーレン・アロノフスキー 1997年作品 久しぶりに、ジャンル分けできない傑作の登場です。新進気鋭の鬼才・アロノフスキー監督、たぶんこの作品が日初上陸です。「新進気鋭」と言えば聞こえはいいですが、要は駆け出しのペーペー。この意味深なタイトルが付けられた作も、いかにも低予算で作られたということがありありと見て取れる、ほとんどインディーズのりの作品です。でも、たとえ予算が限られていようとも、豊かなイマジネーションさえあれば、観客の心に強烈なインパクトを与えることができる。そんな「映像の魔力」を久々に堪能できた作品でした。 物語の主人公は数学の天才、マックス・コーエン。学生の頃からその優秀さは抜きんでていたものの、いわゆる「紙一重」の天才である彼は、平凡な社会生活に溶け込むことが出来ずに世捨て人同然の生活を送っている。しかも生来のひどい頭痛に

    sa_wa
    sa_wa 2010/09/25
    久しぶりに見た。映像と音楽やっぱちょうかっこいい。
  • ミドリ 「shinsekai」 - SIKEI-MUSIC

    shinsekai アーティスト: ミドリ出版社/メーカー: SMA発売日: 2010/05/19メディア: CD クリック: 73回この商品を含むブログ (32件) を見る2年ぶりとなるメジャー2作目。 セーラー服を捨てて、顔を隠すこともやめて、今まで俺がミドリに感じていた不自然さはようやく払拭されてきました。制服姿でギターを持ち、刹那的な衝動を喚き散らすという後藤まりこのキャラが先行しすぎ、視覚的にも音楽的にもコンセプトの枠を作りすぎな 「頭で考えた衝動」 というイメージを 「セカンド♡」 以降のミドリには抱いていたのですが、ここではそういった足枷が全て解かれ、ハードコアな曲でもメロディ主体の曲でもストレートに響く素直さがあります。表現するのは相変わらずの性衝動ですが、グルーヴの力強さでグイグイ引っ張る 「さよなら、パーフェクトワールド。」 「メカ」 など楽曲はさらに充実。後藤嬢は嗄れ

    ミドリ 「shinsekai」 - SIKEI-MUSIC
    sa_wa
    sa_wa 2010/05/30
    「かつてのキャッチ 「大阪の歪な JUDY AND MARY」 がここにきて上手くハマることになるとは思わなかった。」
  • 踊ってばかりの国 「グッバイ、ガールフレンド」 - SIKEI-MUSIC

    グッバイ、ガールフレンド アーティスト: 踊ってばかりの国出版社/メーカー: mini muff records発売日: 2010/03/03メディア: CD購入: 4人 クリック: 78回この商品を含むブログ (26件) を見る神戸出身の5人組による2作目ミニアルバム。初めて聴きました。 ドロドロのグニャグニャ。バンド名からダンスグルーヴ重視の音楽性かと予想してたのですが、さにあらず。蜂蜜のように甘く蕩けるサイケデリックギター、思うさまレイドバックした腰砕けのグルーヴ感、そして佐藤伸治がさらに毒っぽく挑発的になったようなヴォーカル。60年代ロックンロール、ブルーズ、レゲエ、フォークなどの要素を消化し、脱力しきったアシッドな毒気とともに吐き出して脳内を侵す。近年のフリークフォークやニューゲイザー勢とはまた違う、古き良き時代のアシッド感を現代の感性に直結したような、泥臭く垢抜けない天然モノの

    踊ってばかりの国 「グッバイ、ガールフレンド」 - SIKEI-MUSIC
  • 6。 - 鈴木淳史の「ブログでも書いたら」と東京の偉い人に言われたので書いてみますブログ。

    オシャマにかっこつけたクールなブログを書こうと思いましたが(って、そんなん書いたことないけどさ)、もうストレートに書きますわ。 キングブラザーズNEWアルバム「THE FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN(太陽が昇るときに届く最初の閃光)」が日4月7日、遂に発売。 4人になってからは初となり、前作から6年ぶりな、このアルバム…、忘れもしない2月20日に東京の偉い人から頂いてから、時間があれば、ずっと聴いている。 孤高の存在とも言えた彼らが満を持して再びメインストリームに殴りこみにきたともいえる。 世間への悲しみや怒り、自分が退屈さを感じている事への虚しさとか全てをぶちこんでロックンロールで鳴らしているんですよね、もうやるっきゃないという精神ですよね。 90年代、ミッシェルやエレカシが鳴らしてくれた日人のロックンロールでしか鳴らせない熱情が、ここには詰まってい

    6。 - 鈴木淳史の「ブログでも書いたら」と東京の偉い人に言われたので書いてみますブログ。
    sa_wa
    sa_wa 2010/04/07
    KING BROTHERS新譜評。愛されてるねキング!
  • 神聖かまってちゃん 「友だちを殺してまで。」 - SIKEI-MUSIC

    友だちを殺してまで。 アーティスト: 神聖かまってちゃん出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2010/03/10メディア: CD購入: 44人 クリック: 2,200回この商品を含むブログ (142件) を見る千葉出身の4人組による、初音源となるミニアルバム。 神聖かまってちゃんを聴くたびに俺の心はざわざわします。彼らに関しては以前から自作のネット動画を沢山見てたのですが、画面見てるだけでそのグダグダっぷりが伝わってくるライブの酷さ、ハンドメイド感と居た堪れなさに満ちた PV 、そして中心人物の子の色んな意味でギリギリな言動の数々。どれを取っても見てるこっちが (;´Д`) みたいな顔になるんですが、それが天然の衝動なのか単なる話題作りのポーズなのか読めない所があって、その読めなさがある種カルト的な魅力に転じてる気がする。そんなギミック塗れの出で立ちですが、肝

    神聖かまってちゃん 「友だちを殺してまで。」 - SIKEI-MUSIC
  • THE XX 「XX」 - SIKEI-MUSIC

    XX (Dig) アーティスト: XX出版社/メーカー: Xl Recordings発売日: 2009/10/13メディア: CD購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (33件) を見るロンドン出身の3人組によるデビュー作。 ひどく冷めた音。ニューウェーブとインディロックを同列に捉えたローファイ型バンドサウンドですが、必要以上、いや下手したら必要な部分まで削ぎ落してるかもしれないシンプルさが印象的です。全編通して各々のパートがほとんど単音弾きで鳴らされ、和音やエフェクトによる厚みは徹底的に排除した隙間だらけのアンサンブル。男女のツインヴォーカルも一定のテンションで淡々とメロディをなぞるのみで、まるで音に感情を込めるということを頑なに拒否してるかのよう。しかしそこから立ち上るメロディの仄かな切なさには妙に引き込まれます。何処となくノスタルジックでもあり、感傷や諦め、憂や虚無

    THE XX 「XX」 - SIKEI-MUSIC
    sa_wa
    sa_wa 2009/11/25
    バンド名とアートワークが余りに素敵。むくむく興味わいたのでmyspace聴いてみたら音楽もちょうすてきだった。CDほしいな。/金曜難波行くついでに買ってくる。
  • ORICON NEWS

    Eye Love You』の“テオ沼”に捧ぐ!キュート&セクシーな“ワンコ系”年下男子に恋する韓国ドラマ3選【ハングクTIMES Vol.142】 キュートな笑顔と抜群のスタイル、そして繊細な演技力で、今大旋風を巻き起こしている『Eye Love You』の“テオくん”ことチェ・ジョンヒョプ。年下男子の沼にどっぷりハマっている人も多...

    ORICON NEWS
    sa_wa
    sa_wa 2009/11/19
    YELLOW MONKEYのトリビュートについて。
  • 超映画批評『仏陀再誕』25点(100点満点中)

    『仏陀再誕』25点(100点満点中) 2009年10月17日(土)公開 2009年/日/カラー/114分/配給:東映 原作/大川隆法『仏陀再誕』 監督/石山タカ明 脚/大川宏洋 声の出演:子安武人 小清水亜美 吉野裕行 白石涼子 置鮎龍太郎 悟りにチャレンジ 『仏陀再誕』は、この秋300万人の動員を目標とする、日アニメーション期待の超話題作である。 女子高生、天河小夜子(声:小清水亜美)は、名物記者の金元にあこがれ、ジャーナリストを目指している。ところがその金元が自殺して以来、彼女には霊のようなものが見えるように。一方、ある宗教団体の教祖は奇跡を連発、テレビで大人気となるが……。 子安武人や銀河万丈、三石琴乃といった実力派声優と、業界有数のVFXスタッフをそろえた、まさにジャパンアニメーションの総力を結集した超大作。エル・カンターレことブッダの生まれ変わり、大川隆法(幸福の科学)が製

  • Primary Colours/The Horrors - 氏 B A R 。

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