約10年ぶりに Zabbixサーバーをアップグレードする機会があったのですが、いつからか公式のアップグレード手順のドキュメントがとても充実していて、スムーズに作業を行うことができました。そこで今回は、どの Zabbix公式ドキュメントを参照すればよいかを踏まえつつ、例として Zabbixサーバー 6.4.x から 7.0 へのアップグレード手順をまとめてみました。 関連記事:Zabbix 7.0 ...
徹底比較! 運用監視を自動化するオープンソースソフトウェア10製品の特徴、メリット・デメリットをひとまとめ:特集:運用自動化ツールで実現する、クラウド時代の運用スタイル(2)(1/12 ページ) 運用自動化のポイントを深掘りする本特集。今回は「個々の作業項目の自動化」に焦点を当て、「Zabbix」「JobScheduler」「Sensu」など、運用・監視系の主要OSS、10種類の特徴、使い方などを徹底解説する。 前回は、運用自動化が多くの一般企業に浸透しつつある現状と、運用自動化ツールの導入・活用のステップを紹介した。ポイントとなるのは、サーバー監視、ネットワーク監視といった「個々の運用管理作業の自動化」と、それらをつなぎ合わせた「個々の運用管理作業を連携させた自動化」の実現だ。今回はこの第一ステップとなる「個々の運用管理作業の自動化」に焦点を当て、多くの企業の注目を集めている、10種類の
電話通知プラグイン zabbix-twilio Zabbixのメディアタイプ(通知配信)に電話による通知を追加する為のプラグインです。また、電話通知を受け付けたかの確認履歴をZabbixへ登録できます。電話を掛ける仕組みはクラウド電話APIサービス「Twilio」を使用しています。 ※別途TwilioのアカウントとインターネットからアクセスできるWEBサーバーが必要となります。 ファイル名 役割
1.メディアタイプの作成 ZabbixのWeb管理画面にログインし、以下の手順でメディアタイプを作成します。 タブの管理->メディアタイプの右上にあるメディアタイプの作成ボタンをクリックします。 タイプをスクリプトを選択し、名前とスクリプト名を入力します。 スクリプト名にはスクリプトのパスを入力します。AlertScriptsPathからの相対パスになります。 以下、入力例 名前:Twilio スクリプト名:zabbix-twilio/twilio-call.php 2.連絡先の追加 1.で作成したメディアタイプを以下の手順でユーザーに追加します。 タブの管理->ユーザーで追加したユーザー名をクリックします。タブのメディアページ内にある追加をクリック。 タイプの所で先ほど作成したタイプを選択し、送信先に電話番号を入力します。追加をクリックし、保存ボタンを押します。 3.アクションの設定 電
サーバに何か起こったときに、自動で電話をかけて欲しい時があると思います。Twilioを使うとZabbixから電話をかける機能を手軽に実装できました。ちなみに利用料金はこちら。 1. Twillioのアカウントを開けてサンプルコードを取得する。 Twilioは日本ではKDDIが提供しているようです。ログイン後に、[ツール]→[API Explorer]のページで’電話に発信する’という項目があるので、’リクエストとサンプルコードを見る’をクリック。そこで、curl,Ruby,PHP,Python,Node.js,Java,C#のコードが取得できます。 2. ZABBIXのアクションに登録する。 [設定]→[アクション]もしくは[管理]→[スクリプト]で取得したコードを登録して、コールがくるかテストします。 3. Twilioにしゃべらす 調べてみるとTwilio Labというのがあって、その
今回のお題は SNMP対応スイッチのポートを指定して、Zabbixでトラフィック監視を行います。ポート毎にトラフィック流量を可視化することで、ネットワーク問題のボトルネックを特定することを期待しています。 設定手順 スイッチのMIB情報を参照する とあるスイッチのMIB情報を参照します。net-snmpとnet-snmp-utilsがインストールされたマシンで、スイッチのIPアドレスとSNMPエージェントのポート番号を指定してsnmpwalkコマンドを投入します。 今回の対象機種は初期設定でコミュニティ名publicでMIB情報を参照できました。スイッチによってはSNMPエージェントの設定をする必要があります。 スイッチのトラフィック情報に該当するOIDを探す 出力されたMIB情報を見ながら、トラフィック情報に該当するOIDを探します。どうも下記の2種類が該当しそうです。ここで、xxはスイ
Zabbix 2.0 のローレベルディスカバリでネットワークインタフェースも簡単に登録できる(簡単にというか自動で登録される)ように設定できるようになりました。快適快適~と思っておりましたらWindows2008機にてびっくりするほどたくさんのインタフェースを掘り出してきよりました。このありさまです。 ちょっと多すぎます。要らないものを除外しましょう。しかしフィルター項目に記述できる正規表現は「一致するモノ」のフィルタしか書けません。「除外するモノ」を書きたい。便利なことに、Zabbix の管理画面で正規表現のカタマリを書くことができます。この中では除外設定を書くこともできます。例を示します。 管理→一般設定の画面にて、右側のドロップダウンメニューから「正規表現」を選択。 「正規表現の作成」ボタンで作成。名前を Network-discovery とし、以下文字列について結果が偽にマッチす
ネットワークやアプリケーション監視のためのOSS監視ソリューション Zabbix を使っておるのですが、手元の zabbix server を 1.8.10 から 2.0.5 にアップグレードしました。DB は MySQL の場合です。DB 名は zabbix とします。 zabbix 公式のマニュアルに従ってやってみました。 6 Upgrade procedure [Zabbix] 1. zabbix サーバ停止 DBに新しいデータが追加されないよう zabbix サーバを停止します。 # service zabbix-server stop 2. 既存の zabbix データベースバックアップ 失敗した場合に役立つバックアップ。これは必要です。僕も何度かお世話になってしまいました。 # mysqldump -uroot -p zabbix > ./zabbix_db.dump 約50台
はじめに 先日、S3の総保存量を計算するスクリプトについて、本ブログで紹介がありました 今回はそのスクリプトを利用し、ZabbixでS3の各バケット毎の保存量を監視する仕組みを作ってみました。 事前準備 AMIはAmazon Linux AMI 2014.03.1、Zabbixのバージョンは2.2.2です。 Zabbixのインストール方法に着いてはこちらを参照ください。(バージョンが2.0.9と古いです。登録するレポジトリを変更し、2.2系をインストールしてください。) ZabbixサーバからS3のAPIを利用するので、「Amazon S3 Read Only Access」権限のあるIAM Roleを持ったインスタンスにしてください。IAM Roleについてはこちらを参照ください。 また、AWS SDK for Rubyも使うのでインストールしてください。下記の要領でできます。 $ su
4月12日(土)、第6回ZABBIX-JP勉強会に参加&登壇の機会をいただきました。このエントリは、当日の発表に関する内容と、伝えきれなかった事の補足です。 登壇のきっかけとなった寺島さんはじめ、スタッフの皆さんありがとうございました。参加された皆さん、お疲れ様でした。左の写真は、会場を提供されたフューチャーアーキテクトさんのセミナールーム入り口。ありがとうございました。 ■ ZabbixのAPIを使って運用を楽しくする話 発表の内容は、以下の三本建てでした。 1. ZABBIX API 超入門 ( shell 上で始める API ) 2. Serf と Zabbix の連携 3. 仕事は楽しいかね? ←(ポエム的な) テーマは、いかに仕事を楽しくするのか、というのを考えていました。Zabbix を使った運用だったり設定を楽にするだけじゃなく、仕事を楽しくというコンセプト。そのために、AP
ヨシ、API の勉強始めよう。 #zabbix_jp / Getting started with Zabbix API ur1.ca/9wjla — Haruyoshi Chiyodaさん (@halchiyo) 8月 7, 2012 …ということで、ネットにある情報をさらってみました。もうあちこちから引っ張ってきたままです。twitter id もほとんど敬称略で載せちゃってます。すいません。 公式な情報 JSON-RPC over HTTP で決まった方法で接続すれば取れます。 細かいことはマニュアル始め公式ドキュメントとか公式ブログをご参照ください。 http://www.zabbix.com/wiki/doc/api http://www.zabbix.com/documentation/1.8/api/getting_started http://www.zabbix.com/
前回まで3回( 第1回 , 第2回 , 第3回 )に渡って紹介してきたOSSの統合監視ツール「Zabbix」は、 監視したデータを取得したり、監視設定を行ったりするためのAPIの機能が備わっています。 APIを活用することで、Zabbixの管理画面とは違う別のアプリケーション上でZabbixで監視したデータを利用することができます。 今回は、このZabbix APIの使い方の基礎をご紹介します。 はじめに Zabbix APIはZabbixのバージョン1.8以降で導入された機能です。 Zabbix1.8のマイナーバージョンの違いによって、一部対応していないAPIもあるので利用する場合は注意が必要です。 今回は、2012/1/27時点での最新安定版である1.8.10を元に紹介します。 Zabbix APIに関する公式ドキュメントはこちらのページで掲載されています。 ZabbixAPIド
CentOS6.x環境での公式リポジトリを利用した Zabbix 2.0 から Zabbix2.2 へのアップデート手順と注意点をまとめました。 合わせて、アップデートでは追加されないテンプレートをご用意いたしました。 ご利用ください。 VMwareテンプレート Agent-lessテンプレート Template App Zabbix Server Template App Zabbix Proxy ついに、VMware監視などに対応した Zabbix 2.2 がリリースされました。 私も今週末にはコンパイルして試そうと思います。 そのまえに、とりあえず最速?でzabbix_server.confファイルの変更点を見てみたいと思います。 正式な新機能、変更点についてはリリースノート見てください。 いくつか機能の追加や、設定のGUI化によって追加されたパラメータや廃止されたパラメータがありま
ドメインの有効期限を忘れていて、うっかり失効するという事態を防ぐ為に、Zabbixでドメインの有効期限を監視できるようにしてみました 監視方法は、 1. ドメインの残有効日数を取得するスクリプトをzabbix_agentが起動しているサーバに設置 2. Zabbixサーバに、1で設置したスクリプトを起動するアイテムを登録 3. アイテムに対するトリガーを設定 といった感じになります。 使用するスクリプトはドメインの有効期限を監視するシェルスクリプトをお借りしました。(+監視できるドメインを追加しました) まず、下記のスクリプトをzabbixエージェントが起動しているサーバに設置します。 #!/bin/bash PROGPATH=`echo $0 | /bin/sed -e 's,[\\/][^\\/][^\\/]*$,,'` #. $PROGPATH/utils.sh # Default
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