香港では24日に投票日を迎える、香港区議会選挙の行方に注目が集まっている。 そうした中、香港の民間団体「FIGHT FOR FREEDOM STAND WITH HONG KOMG」の呼びかけで国際選挙監視団が結成された。 メンバーはイギリスやスウェーデン、マレーシアなど各国から招聘された専門家たち。メンバーが無事に入国できるのか懸念もあったが、きょう、香港に入った。 日本人では東京外語大学教授でジャズトランペッターの伊勢崎賢治さんが選ばれた。 伊勢崎さんは、国連のPKO幹部として東ティモールの選挙監視やアフガニスタンをはじめとした紛争地での武装解除を請け負った実務経験のある専門家だ。伊勢崎さんに監視団の実務や香港デモについて、日本政府や国際社会が取るべき方策について聞いた。 印象に残ったキーワードは「警察の軍事化」、そして「UNIVERSAL JURISDICTION(国際的司法権)」。