これまで描画APIやイベント関数など、基礎となる利用方法を解説してきました。Frocessingを使うことでグラフィック描画を手軽に、手早くプログラミングできるとことがわかっていただけたかと思います。手軽さや手早さは、いろいろなことを試す、つまりスケッチ(素描・試作・思索)を行う上では重要な要素です。 最終回となる今回はスケッチの例としてペイントプログラムの制作過程を紹介します。 サンプルプログラムのダウンロード スケッチのはじまり 前回、マウスを使ったプログラムとして「PaintSample」を紹介しました。マウスに沿って線が描かれるシンプルなペイントプログラムです。 図1 PaintSample このプログラムをスケッチのはじまりとして、最終的には次のFlash(SketchSample7)を制作します。この2つを見比べると随分違うように見えますが「PaintSample」に少しずつ手
JPEG形式の画像は基本的に非可逆圧縮で、保存するたびに劣化してしまいます。1度や2度の保存では違いが分かりにくいのですが、保存を繰り返すことですぐに分かるほどに劣化していきます。そんな少しずつ圧縮されて劣化する画像の様子がムービーでまとめられていたのでご紹介します。 詳細は以下から。 新規保存を600回繰り返して劣化していく20秒のムービー。 GENERATION LOSS | HADTO.NET 4秒(約120回)付近で明らかな違いが出ています。 10秒(約300回)付近。粒状感たっぷり。 もう空には見えません。 最終的にはテレビの砂嵐のような画像になっています。 2009/04/19 22:04追記 これは単純に同じ圧縮率でJPEG保存を繰り返しているのではなく、少しずつ圧縮率を上昇させていって保存した画像をつなげたムービー。プログラムのコードの中身としては、MAPクラスとJPEGの
絵をプログラムする言語「Processing」が正式リリース Processing開発プロジェクトは24日 (米国時間)、グラフィックデザイン用プログラミング言語「Processing 1.0」をリリースした。動作環境はWindowsとMac OS X、およびLinux。ライセンスにはGNU GPL / LGPLを適用、オープンソースソフトウェアとして無償公開される。 Processingは、電子アートおよびグラフィックデザインを目的としたプログラミング言語。Ben Fry氏とCasey Reas氏が在籍していたMITメディアラボで2001年に開発を開始、Javaベースの実行環境と簡易IDE (sketchbook) によるプログラミング環境として整備された。変数や制御構造など言語としての基礎はJavaに準じるが、プログラミング言語の文法やAPIの用法に精通していなくても、高機能かつ高速な
芸術の秋にProcessingでスケッチプログラミングを始めてみよう:絵心がなくても簡単に絵が描けるProcessing(1)(1/3 ページ) アートやデザインのための“プログラミング” 読者の皆さんは「プログラミング」という用語や、それをすることに、どんなイメージを持っているでしょうか。仕事に使われるアプリケーションやWebサービスの開発の世界の「プログラミング」を考えてみると、多くの場合「実用性や効率が重んじられ、専門的な知識を持ったエンジニア/プログラマーが慎重に正確に行うもの」といったイメージではないかと思います。 しかし一方で、実用性ではなくスクリーンに表されるイメージや動きの美しさ、見るものを引き込むインタラクションのアイデアをプレゼンテーションする「プログラミング」の世界も存在します。エンジニアではなくアーティストやデザイナーが、驚きやインスピレーションを求めて大胆に「プロ
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