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ブックマーク / wallerstein.hatenadiary.org (4)

  • 建前を崩す、というために - 我が九条

    miracleさんからトラックバックをいただく。 意図については上では私の意図とは違う、と書いていたが、拝読すると意図も全く一致していた。 意図について補足をするならば、かつてのサヨクの皆さんがお行儀の悪い行いをして人が離れていったように、今の在特会のようなお行儀の悪い連中もまた衰退していくんだろうなというところです。主張に違いがあれども相手がキレるまで挑発し、その結果殴られたら相手の暴力性を声高にアピールするという方法論は全く同じ。 在特会がどういう行儀の悪いことをやっているのか、は直接見聞したわけではないので直接言及することは避けているが、左翼運動の沈滞の主要な理由が、セクトの驕りにより、それまで支持していたノンセクトの支持を失ったことが大きな理由。そして「相手がキレるまで挑発し、その結果殴られたら相手の暴力性を声高にアピールするという方法論」はまさに私が先輩から聞いた事態そのものであ

    建前を崩す、というために - 我が九条
  • 研究者の無知 - 我が九条

    私は一応研究者のはしくれなので、自分の研究分野である歴史学、それも自分の主フィールドである室町時代の対外関係史についてはある程度の知識はある。副フィールドであるアイヌ史についても少しは知識はある、と思い込んでいる。しかしそれ以外のことについてはド素人でしかない。こういうのを世間では「学者バカ」というらしい。私の場合、学者としても中途半端なところにあるので、「学者バカ」から「学者」を引いた存在となりかねない。 研究者はあくまでも自分の専門分野及び隣接分野には精通していても、それ以外のことについては素人である。下手をすれば素人以下である。何しろ世間知らずでもつとまる。そこが「学者バカ」という言葉を生み出す一因となっているのだろうとは思う。それに加えて研究者という人種は、自分の無知に無自覚で、自分が頭がいい、と勘違いしているから余計にたちが悪い。「学者バカ」と揶揄される所以である。 私自身のこと

    研究者の無知 - 我が九条
  • 言葉の変遷 - 我が九条

    史料を分析する際に気をつけなければならないことは、史料上の言葉の語義が現在とずれていることが往々にしてある、ということである。例えば史料上に「経済」とある。今我々が「経済」として考えるのは「エコノミー」の訳語である「物質の生産・流通・交換・分配とその消費・蓄積の全過程、およびその中で営まれる社会的諸関係の総体」「金銭の出入りに関すること」「費用が少なくてすむこと」(大辞林)が中心的な語義である。「世を治め、民の生活を安定させること」(大辞林)という用例ではあまり使われないだろう。しかし室町時代には前者の用例はない。室町時代には「国を治めて、人々が困窮することがないよう処置すること」(時代別国語大辞典 室町時代編)だけである。つまり「経済」というのはもともとは「経世済民」の省略から転じて現在のような「経済」という語義に当てられるのである。「自然」に関しても同じことが言える。現在我々が普通に考

    言葉の変遷 - 我が九条
    sadamasato
    sadamasato 2009/02/19
    言葉の意味は変遷するんだから、江戸時代の用法をもとに「差別ではない」と主張するのは無理、というあまりにももっともな話。
  • 祝!念願のはてサいり - 我が九条

    鎌倉幕府追加法をひたすら書くだけで「自称リベラル、他称はてサ」入り(「http://d.hatena.ne.jp/terracao/20090212/1234380841」)。悲願の達成。なんせネット右翼のProdigal_Sonさんもはてサ入りしてたのに、完全に無視されていたけど、ついにはてサ入り(喜)。ただ一つだけ。「自称リベラル」ではなく、「脳内極左」なんだけどな。高等遊民扱いされなかったのは修業不足と肝に銘じます。

    祝!念願のはてサいり - 我が九条
    sadamasato
    sadamasato 2009/02/12
    おめでとうございます。大学非常勤講師、塾講師、という身分が高等遊民扱いされなかった理由かもしれません。
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