東京オリンピック柔道男子66キロ級で阿部一二三選手が金メダルを獲得しました。女子52キロ級の妹の阿部詩選手と柔道では史上初めて、オリンピックの同じ大会で、きょうだいでの金メダルを獲得しました。 オリンピック初出場の阿部一二三選手は、順当に準決勝に進みブラジルのダニエル・カルグニン選手と対戦しました。 優勝候補のイタリアの選手を破って勝ち進んできたカルグニン選手との試合は激しい組み手争いが続きましたが、阿部選手はキレのある技で積極的に攻め続け、開始2分半ごろ、背負い投げで一本勝ちしました。 決勝は、ジョージアのバザ・マルクベラシュビリ選手と対戦し、パワーのある相手に攻め込まれる場面があったものの冷静に対応し、開始2分ごろ、豪快な大外刈りで技ありを奪いました。 その後も相手の力技を冷静にいなして優勢勝ちしました。 阿部選手は詩選手が見守る中、初めてのオリンピックで金メダルを獲得しました。 阿部
東京オリンピックの新競技、スケートボードの男子ストリートで、22歳の堀米雄斗選手が金メダルを獲得しました。 新競技のスケートボードで日本選手が初めてのメダル獲得です。 スケートボードは東京 江東区の有明アーバンスポーツパークで25日から競技が始まり、男子ストリートは、予選の上位8人で争う決勝が行われました。 ストリートは街中のようなコースで行われ、45秒の間に何回も技を繰り出す「ラン」を2回、一発の大技で勝負する「ベストトリック」を5回行い、得点の高い4回の合計点で競います。 世界ランキング2位の堀米選手は予選6位で決勝に臨み、2回のランを終えた時点で4位でしたが、ベストトリックでは3回目で、この日新しく披露した技で9.35の高得点をマークしました。 また、4回目には体を後ろ向きに270度回転したあと、ボードの先端を使ってレールを滑る大技を決め、この日最高得点となる9.50をたたき出しまし
東京オリンピックのテニスの競技に出場する世界ランキング上位の選手らが、暑さへの対策のため試合時間をずらすよう相次いで求めたと、各国のメディアが報じるなど、オリンピック期間中の厳しい暑さへの懸念の声も出ています。 東京オリンピックのテニスの競技は24日に始まりました。 アメリカのCNNテレビなどによりますと、男子シングルスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手は、24日の初戦を勝ち進んだあと「とても暑くて湿度が高く、コートは暑さをため込んでしまう」などと述べ、試合時間を夕方以降にずらすよう求めたということです。 また、男子シングルス世界ランキング2位のダニール・メドベージェフ選手は、厳しい暑さや湿度について「最悪な環境だ」と述べたうえで、同様に試合時間の変更が必要だと指摘したということです。 一方、23日にロシアオリンピック委員会のアーチェリー女子の選手が気を失って担架で運ばれたこと
7月23日夜に国立競技場で行われた東京オリンピックの開会式。ネット上では、“ある演出”に賛否の声が上がっている。 23時過ぎに行われた聖火リレーでは、宮城・福島・岩手の東北3県の中高生たち6人が最終ランナーの大坂なおみ(23)に聖火を繋いだ。 この演出にネットでは《被災地の子供たちの聖火リレーは胸熱だった》《感動しました》と賞賛の声があがる一方、深夜の子ども出演に批判の声も上がっているのだ。 《この遅い時間に子供が開会式でてるけどええの???》 《子供があんな深夜まで拘束されるのが違和感しかなかったな》 《子供達出すなら時間考えて開会式設定しなきゃ》 そもそも労働基準法では、原則として児童を午後8時及び午前5時の時間帯に働かせてはならないとしている。またボランティアだったとしても、やはり深夜帯での出演には制限がある。 「東京都青少年の健全な育成に関する条例」第15条の4では《保護者は、通勤
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