共産党の志位和夫委員長は15日、東京都内で講演し、次期衆院選を見据え、立憲民主党との選挙協力には、「野党連合政権」樹立に合意するのが条件だと強調したと、共同通信が同日配信した。この記事を読んで、背筋が凍りそうな思いを抱くのは私だけではないだろう。 「日米安保条約の廃棄」「自衛隊の解消」「日本社会が必要としている変革は、民主主義革命」 これらは2020年1月18日に改定された共産党綱領に明記され、党のホームページにも掲載されている。 東アジアの平和と安全が、軍事的覇権拡大を進める中国によって脅かされているのに、日米同盟や自衛隊をなくして、革命を本気で目指しているのだ。沖縄県・尖閣諸島や台湾に野心を持つ中国が歓喜するだけだ。そこに平和はないと断言しておきたい。