エドガー・ライト監督、サイモン・ペグ&ニック・フロスト脚本いわゆるニッペガーによるコルネット・トリロジーの最終作。過去のどんちゃん騒ぎを忘れられない中年5人組が故郷に帰ると宇宙人か何かに町が占拠されており、パブを巡り酔っぱらいながら世界を救おうとするお話です。 オアシスが結成された年に生まれた私はブリットポップが血であり肉であり背骨なのですが、そういう?英国サブカル人間感涙ものの大変素晴らしい作品となっておりました。3部作で一番フィクションとしての多層性があったと思います。 英文学専攻としても色々と考えたくなる要素が沢山あったので、それについて考察してみます。元ネタや読解に関してはやはり町山智弘さんの解説が素晴らしい。https://www.youtube.com/watch?v=U0DudJZwGRw その町山さんも指摘していましたが、やはり一番の骨格はアーサー王伝説でしょう。聖杯や登場