以前に原書を紹介した本の邦訳が今月末以降に出る話をいくつか知ったので、まとめて紹介しておく。 yamdas.hatenablog.com これの最後で書いた通り、ちゃんと2020年度中、というか2月はじめに邦訳『コンヴァージェンス・カルチャー』が出る。 コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化 作者:ヘンリー・ジェンキンズ発売日: 2021/02/02メディア: 単行本(ソフトカバー) なんといっても目を引くのはオードリー・タンが帯で推薦文を書いていること。オードリー・タンは2020年、台湾のデジタル担当閣僚として文字通りひっぱりだこ状態だったわけだが、彼女に推薦してもらえるのは大きいことなのだろう。 副題は「ファンとメディアがつくる参加型文化」だが、何せ原著は15年くらい前に出たものなので、題材として取り上げられている映画が当然ながらそれ以前に作られたものにな