2021年1月18日のブックマーク (5件)

  • 以前原書を紹介した本の邦訳を紹介(『コンヴァージェンス・カルチャー』、『デザインはどのように世界をつくるのか』、『ハーバード大学のボブ・ディラン講義』) - YAMDAS現更新履歴

    以前に原書を紹介したの邦訳が今月末以降に出る話をいくつか知ったので、まとめて紹介しておく。 yamdas.hatenablog.com これの最後で書いた通り、ちゃんと2020年度中、というか2月はじめに邦訳『コンヴァージェンス・カルチャー』が出る。 コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化 作者:ヘンリー・ジェンキンズ発売日: 2021/02/02メディア: 単行(ソフトカバー) なんといっても目を引くのはオードリー・タンが帯で推薦文を書いていること。オードリー・タンは2020年、台湾のデジタル担当閣僚として文字通りひっぱりだこ状態だったわけだが、彼女に推薦してもらえるのは大きいことなのだろう。 副題は「ファンとメディアがつくる参加型文化」だが、何せ原著は15年くらい前に出たものなので、題材として取り上げられている映画が当然ながらそれ以前に作られたものにな

    以前原書を紹介した本の邦訳を紹介(『コンヴァージェンス・カルチャー』、『デザインはどのように世界をつくるのか』、『ハーバード大学のボブ・ディラン講義』) - YAMDAS現更新履歴
  • 中公新書と歴史の魅力/猫の泉

    佐藤卓己『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』 藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』 堀米庸三『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』(現在は中公文庫) 私にとって新書の魅力はふたつあります。ひとつは、手ごろな値段・分量で多様なジャンルに触れられること。時事性の高いジャーナリスティックな内容や最新の研究から、学術書にはしにくい柔らかいテーマまで幅広く揃っているので、単行だと普段読まないタイプのにも手を出しやすいです。それは広く浅くいろいろ読む自分にとって非常に大きなポイントです。それだけに積読新書の山もできるのですが......。 もうひとつは、「あとがき」の面白さです。学術書は論文や研究会などを元に編纂されるのが普通ですが、新書(と選書)は一般読者向けに独自に企画されたものが多いので、出版までの経緯や執筆の過程に触れる楽しみがあとがきに秘められています

    中公新書と歴史の魅力/猫の泉
  • 動画:観光客いないマチュピチュ遺跡に「くまのパディントン」親子 ペルー

    【1月18日 AFP】ペルーにある古代インカ(Inca)帝国の城塞(じょうさい)都市、マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡で南米に生息する唯一のクマの種、メガネグマの親子が散策する姿が目撃されている。 ペルーの文化省によると、「アンデスグマ」とも呼ばれるメガネグマ2頭の姿が映像に捉えられた。この母グマと子グマは山岳地帯にある遺跡の乾いた石垣をよじ登った後、ジャングルの中にひっそりと姿を消した。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に伴う規制で観光客がいなくなり、クマたちはいつもは避けている場所を探索できるようになった。 メガネグマは、児童文学「くまのパディントン(Paddington Bear)」の主人公がペルーのジャングル出身だという着想の元になったとされている。 この遺跡を含むマチュピチュの歴史保護区の責任者を務める生物学者エルネスト・エスカランテ(Ernesto

    動画:観光客いないマチュピチュ遺跡に「くまのパディントン」親子 ペルー
  • Wikipedia @ 20

    by Rebecca Thorndike-Breeze, Cecelia A. Musselman, and Amy Carleton

    Wikipedia @ 20
  • ロールプレイングゲームとしてのウィキペディア、もしくは一部の大学人がウィキペディアを好きではない理由

    以下の文章は、Dariusz Jemielniak による Wikipedia as a Role-Playing Game, or Why Some Academics Do Not Like Wikipedia の日語訳である。 原文は、Joseph Reagle、Jackie Koerner 編 Wikipedia @ 20 の第10章になる。 翻訳文書については、Shiro Kawai さんに誤訳の指摘を頂きました。ありがとうございました。 ウィキペディアと大学人の時にぎこちない関係を理解するもっとも良いやり方は、それをゲームと考えることだ。 ウィキペディアの編集を始める道筋はたくさんあって、そのすべての道で恥をかくとは限らないのだけれども、私が辿ったコースはそういうものだった。私は月におよそ20万人ものポーランド人に利用されている人気の無料オンライン辞書を運営していた。ポーラ

    ロールプレイングゲームとしてのウィキペディア、もしくは一部の大学人がウィキペディアを好きではない理由