一橋大学社会学研究科博士課程。日本学術振興会特別研究員(DC1)。専門は社会学、現代中国研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究。中国における「坐月子」という産後養生の慣習に関心がある。上海をフィールドに、産後ケアの商業化とその背景にある中国の人口政策、現代中国女性たちの「坐月子」の実践を中心に調査している。 researchmap 大学院生活においては、先行きの見えなさや孤独さのために不安に駆られることがしばしばある。しかし、厚底のスポーツサンダルでキャンパスを闊歩し、そのままゼミに参加するときは、毎日好きな靴をはけてよかったなと感じる。仮にゼミや研究会にはヒールのある靴での参加が望ましいといった風潮があったとしたら、私はこの道を選んではいないかもしれない。 一方、会社勤めの友人はいわゆるオフィスカジュアルと呼ばれる服を着ている。靴はパンプスだ。友人は私と同じくヒールのある靴が好きではない