ブックマーク / cinemandrake.com (2)

  • 映画エンドクレジットにある「動物を傷つけていません」の意味と歴史。誰がどうやって評価する?

    「American Humane」とは? ハリウッド映画のエンドクレジットで見られる「動物を傷つけていません」の表記。これは映画製作者が勝手に自認しているわけではありません。 この表記のすぐそばに「American Humane」と書かれたロゴがセットで表示されているのがわかると思います。英語で「No animals were harmed®」とも明記されているはずです。 実はこの「動物を傷つけていません」の表記は「American Humane」という組織による認証マークなのです。 「American Humane(アメリカ人道協会)」とは、1877年に設立された非営利組織で、当初は「International Humane Association」や「American Humane Association」という名称でした。 この「American Humane」は、映画やドラマで撮影

    映画エンドクレジットにある「動物を傷つけていません」の意味と歴史。誰がどうやって評価する?
  • それは本当に映画愛?「男性中心的な映画ファン・コミュニティ」の弊害について思うこと

    界隈では話題沸騰だった「ユリイカ2020年9月号 特集=女オタクの現在」を読みました。個人的には2020年に読んだ「オタク」&「ジェンダー」を扱った書籍の中でもダントツで読み応えのあるもので、とてもたくさんの刺激をもらいました。 印象的だったのは多くの筆者が各々で「女オタク」とは何かをその呼称の是非を含めて自己批判的に論じていたことです。あらためて思うことですが、社会的な抑圧や偏見があるゆえにか、女性は自分のジェンダーを自問自答することで未来を切り開いてきた歴史があり、こんなオタク的なニッチな分野でもそれが垣間見えました。 一方でやっぱり考えるのは、じゃあ「男オタク」はどうなんだということ。男性は逆に社会的なマジョリティゆえに自分のジェンダーをあえて見つめることをせずとも生きてこられた存在であり、自己批判が大きく不足しがちです。 そこで私もどっぷり属している映画ファンのコミュニティを例に、

    それは本当に映画愛?「男性中心的な映画ファン・コミュニティ」の弊害について思うこと
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