従来よりエネルギー効率が10倍高く、処理速度が最大で300倍というスーパーコンピュータがスコットランドで公開された。 このたび公開された「Maxwell」は、従来のプロセッサの代わりにFPGA(Field Programmable Gate Array)を採用している。エジンバラ大学で構築された。 開発者らは、Maxwellが新世代を代表するコンパクトでエネルギー効率のよいコンピュータになると信じている。FPGAチップは普通の汎用プロセッサと異なり、プログラミングによって、ユーザーの希望する特殊なタスクを実行できる。一度プログラミングが済めば、FPGAチップは汎用チップでソフトウェアを実行するよりはるかに高速にタスクを実行できる。 またこの技術を利用したマシンは、同等のマシンより設置場所を取らず、はるかに低温で動作する。Maxwellは、Edinburgh Parallel Computi