◆陸上 全日本実業団対抗選手権 第1日(18日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場) 女子1万メートル決勝で、鍋島莉奈(日本郵政グループ)が32分3秒40で優勝。2位の松田瑞生(ダイハツ)、3位で東京五輪女子マラソン代表の前田穂南(天満屋)をスパート勝負で退けた。代表を辞退した19年ドーハ世界陸上以降、左脚の故障などに苦しんできた実力者が、復活へ力強く第一歩を踏み出した。 「うまくいかないことの方が多くて、すごく悩んだ1年だった。悩みつつも、けがが治って走り出せば吹っ切れてくるのかなというのがあったので、そこからはひたすら我慢との戦いというか。周りの支えて下さる方がいて、ぽっきりと折れることなくここまで戻せたのかなと思う」と感慨を込めた。 来夏に延期された東京五輪では、トラック種目での代表入りを目指している。参加標準突破&優勝で早期内定が得られる日本選手権(12月、大阪)が今後の大目標。「まず
◇陸上 日本選手権1万メートル(3日、静岡スタジアム) 東京五輪選考を兼ねて行われた女子1万メートル決勝で、17年ロンドン世界陸上5000メートル代表の鍋島莉奈(日本郵政グループ)は32分29秒98の11位となり、五輪代表入りを逃した。序盤から、五輪切符をつかんだ広中璃梨佳(日本郵政グループ)、安藤友香(ワコール)らの先頭集団には加われず。「練習からできていなかったのが、もろにレースに出た。悔しいとか、そういうのは、色々なことが整理できないと分からない」と言葉を選んだ。 練習から走りがかみ合わず、「焦りや、自分を見失っていて、どうやって走ってきたか分からない。それを積み重ねた結果、今日の形になった。正直、今は、全く光すら見えていない」と苦しい胸の内を明かす。東京五輪は5000メートルでの代表入りの可能性が残されており、6月の日本選手権(大阪)へ「今の自分ができることは何か考えながらやってい
鍋島莉奈(日本郵政グループ) 東京五輪の舞台で輝くために 「1年後でものんびりしていられない」 2017年のロンドン世界選手権女子5000mに出場した鍋島 2016年に日本郵政グループへ入社した後、一気に日本のトップへと駆け上がった鍋島莉奈。翌年にはロンドン世界選手権5000mに出場し、大学までは想像さえもしていなかった世界の舞台に立った。その勢いは止まらず、昨年は東京五輪で戦うために10000mへシフトし、17年、18年の5000mに続く日本選手権制覇。順風満帆かに思われたが、秋のドーハ世界選手権は2種目で出場権を得ながら、ケガで出場がかなわなかった。その後も故障が相次いだが、決して悲観していない。「まだ鍋島は死んでいない」。来年、東京で輝くため、再び進化する過程にある。 ◎文/福本ケイヤ 大学時代に日本インカレ連覇 ほんの数年前までは想像さえもしていなかった境地で、鍋島莉奈(日本郵政グ
5月3日、静岡県・小笠山総合運動公園静岡スタジアム(エコパ)で行われる東京五輪代表選考会の第105回日本選手権女子10000m。優勝争いは、JP日本郵政グループ勢を中心に展開することが予想される。 2度目の10000mで代表入りを狙う廣中 10000mの新谷仁美(積水化学)、マラソンの一山麻緒(ワコール)と、東京五輪代表に内定している2選手が不参加。佐藤早也伽(積水化学)が欠場し、昨年12月の日本選手権1~3位(新谷、一山、佐藤)不在のレースになる。 東京五輪の参加標準記録(31分25秒00)突破者の出場がゼロのため、この大会で標準記録を破って2位以内に入った選手が代表に内定する。 標準記録突破の可能性が最も感じられるのが、廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)である。廣中は4月の金栗記念が自身初めての10000m出場だったが、31分30秒03で優勝。標準記録の31分25秒00に約5秒と迫った
日本選手権男子10000m(5月3日/静岡)が行われ、伊藤達彦(Honda)が27分33秒38で優勝。すでに東京五輪の参加標準記録27分28秒00を突破していたため、初の東京五輪代表に内定した。 「優勝しか狙っていなかった。目標としていた優勝で五輪内定を決められてうれしく思います」。力強い言葉の裏には壮絶な逆境を乗り越えた自信があった。実は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)を走っている最中に、両大腿骨疲労骨折と右ハムストリングスを肉離れしていたことを明かす。「正直あきらめていた」。なかなか快方に向かわず、3月の頭から練習を再開。走れない間はトレーナーの指導のもとで補強に努めた。 「スタミナもスピードも落ちていると思ったが、ポイント練習をしているうちに予想以上に戻ってきた」と言うように、驚異的な回復力で仕上げてきた。この大会に向けても「昨年の日本選手権前よりも速いタイムで調整できた」と
今日はリオデジャネイロ・オリンピック陸上女子1万メートル代表の 関根花観さんにお越しいただきました。 1996年東京・町田のお生まれ。中学から陸上を始め仙台育英高に。 2年から愛知・豊川高に在籍し、3年時は全国高校駅伝1区で3位に入り、 日本一に貢献。2014年、日本郵政に入社し、陸上部の1期生となる。 2016年、日本選手権1万メートルで2位に入り、リオ五輪に出場。 2年後の2018年には名古屋ウィメンズで初マラソンに挑戦し、 初マラソン日本女子歴代4位となる2時間23分07秒をマーク。 東京オリンピックの選考レース、マラソングランドチャンピオンシップの 出場権も得ていたが、右足を痛め欠場。去年12月に24歳の若さで現役を引退をされました。 現在は保育士の資格を取るために専門学校に通いながら、子供たち向けのスポーツイベント、かけっこ教室、トークショーなどに出演されています。 番組では関根
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