最近、ちょっとマジメに考え出してる野望。 「経済学」をちゃんと勉強しようと思ってる。とくにマクロ経済と経済史、経済哲学のあたり。 ずっと前からうすうす考えてきたことではあったけど、先日の夕食後、『現代思想 2009年8月号』の特集「経済学の使用法」――とくに水野和夫氏の論文「近代の終焉と脱“近代”経済学」――の話題で、妻と盛り上がっていたなかで、「(ぼくが)これからやるべき仕事とは」という話になったのが直接のきっかけ。 なんでかっていうと、遡って考えてみると、いろいろあるわけで。 一番の動機は、「モダニティ(近代性)」、そして現代という時代を「理解したい」という理論的欲求。 1991年に物理をやめてから、これまで自分は、科学哲学、そして科学技術社会論(Science, Technoloyg and Society: STS)という分野でやってきたわけだけど、たぶん、その一番根っこにあるのは