クラウドとプラットフォームの会社に変身 「SAPはクラウドとプラットフォームの会社に変わりつつある」 SAPジャパンが2月6日に開いたビジネス戦略記者会見で、説明に立った安斎富太郎社長はこう強調した。同社はこれまでERPを中心としたアプリケーションソフトウェアの会社と広く認知されてきたが、ここにきてクラウドとプラットフォームを前面に打ち出し、大きく変身しようとしている。 SAPは、クラウド事業については「SAP Cloud」と称してさまざまなクラウドサービスを展開する一方、インメモリデータベース「SAP HANA」をプラットフォームに位置付け、「SAP Cloud powered by SAP HANA」を前面に打ち出している。安斎氏が語った「クラウドとプラットフォームの会社」とは、まさしくこのことである。 安斎氏によると、SAPにおける2013年のクラウド事業の売上高成長率は、グローバル
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