30年に及ぶビジネスプロセスの経験が、ビジネスプロセス標準化の結晶ともいえるSAPのパッケージアプリケーションを生み出してきた。しかし、継続的な成長のために、企業はその規模を問わず、取り巻く環境の変化に合わせて絶えず変わり続けなければならない。「ERP」や、それによる「ベストプラクティスの導入」を顧客企業に提案してきたSAPも例外ではなく、技術的なプラットフォームをSAP NetWeaver®として公開し、エンタープライズSOA構想の下、エコシステムの構築に動き出している。 「エンタープライズSOAを実現するには、パートナーや顧客によるエコシステムが欠かせない」と話すのは、SAPジャパンでISVを担当する吉留繭子(まゆこ)氏。 SAPは、エンタープライズSOAの中核的なコンポーネントとして、SAP NetWeaverをベースとする「ビジネス・プロセス・プラットフォーム」という構想を打ち出し
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