三井住友銀行のデータセンター内にNECがプライベートクラウド環境を設置し、運用や保守をサービスとして提供する。 NECは2月23日、三井住友銀行にプライベートクラウドサービスの提供を開始すると発表した。三井住友銀行のデータセンター内にNECがシステム基盤を設置し、運用や保守などの業務をサービスとして提供する。 NECが構築する基盤は、ブレードサーバの「Express5800 SIGMABLADE」やストレージ「iStorage」などのハードウェアをベースとしている。料金体系は、例えばサーバCPUではコア単位の課金となり、ミドルウェアはオプションサービスとして必要に応じて選択できる仕組みとなっている。 併せて三井住友銀行は、交通費の精算業務をNECのサービスで運用する。このサービスはNECが自社利用しているシステムを外部に提供するもの。自社でシステムを構築した場合に比べて、40%近いコスト削