帽子を製造、販売するグレースは、クラウド上で稼働する統合基幹業務システム(ERP)を導入、1月7日から稼働を開始した。構築を手掛けたロータスビジネスコンサルティング(LBC)やSAPジャパン、日本IBMが2月10日に発表した。 グレースは、デザインと品質の高さを武器に日本、米国、香港、イスラエルに拠点を置いてグローバルな事業を展開しているという。成長を進めるためのグローバル展開を支援するには、世界中で標準化されて導入しやすい基幹システムの構築が求められており、担当者の負荷が少なく短期で導入でき、成長に応じて柔軟に対応できるシステムを選定する必要があったとしている。 そこで同社は、SAPジャパンの中堅中小企業向けERPパッケージ「SAP Business One」を日本IBMのIaaS「SoftLayer」を活用するLBCのサービス「Cloud One for SAP Business On