ポップミュージックの世界では、今年は女性アーティストの年だった。ビヨンセ(35)は楽曲とショートフィルムを組み合わせたビジュアルアルバム「レモネード」で(またも)世間をあっと言わせた。アデル(28)のアルバム「25」は、約1年前に発表されて以降、米国だけで1000万枚以上を売り上げた。 来年2月のグラミー賞の主要部門はこの2人の一騎打ちになるとみられている。 音楽業界に居座っていることが「問題行動」 だが12月9日、「ビルボード・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の受賞イベントに出席したマドンナ(58)は、女性エンターテイナーたちは年を重ねるほどに順風満帆でキャリアを積み上げているとの世間のイメージに異論を唱えた。マドンナは3月に終わったコンサートツアーの興行収入が1億7000万ドルとなり、女性アーティストとしては史上最高記録を樹立している。 マドンナは受賞スピーチで、その思いを自分の言葉で語り
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