Play frameworkのコントローラの使い方を理解する:Javaの常識を変えるPlay framework入門(4)(1/3 ページ) サーブレット/JSPを基にする重厚長大なJavaのWeb開発のイメージを変える軽量フレームワーク「Play」について解説し、Webアプリの作り方を紹介する入門連載。今回は、PlayにおけるMVCパターンのコントローラについて、URIやHTTPメソッドなどの扱い方を含めて解説します。
![Play frameworkのコントローラの使い方を理解する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/01b88733c5df86016060793efa7119da20bfea0c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1305%2F09%2Fplay04_1.jpg)
はじめに MVCのごく基本的なことが分かったら、次に見たいのは、本格的な開発で必要となる機能がどのような形で実装されているか、ということでしょう。今回は「1対多」「多対1」による複数モデルの連携処理についてと、JUnitを使ったアプリケーションのテストについてです。どちらも、実際に開発に利用する際には必要となる機能と言えます。これらがPlay!ではどのような形で作られているのかを考えていきましょう。 対象読者 Javaで手ごろなフレームワークを探している技術者 最近のフレームワークをごくざっと理解しておきたい方 Web開発の手法がどうも気に入らない、と常々考えているJavaプログラマ モデルの連携を考える 前回、モデルの基本について説明をしましたが、単純に1つのモデルを作って動かすだけなら、非常に簡単に使用できることが分かりました。では、複数のモデルと連携する場合はどうなるのでしょうか。実
注目の軽量フレームワークをフットワーク軽く取り上げていく本連載。連載第8回目となる今回は、Javaの本格的RoRスタイルフレームワーク「Play!」の第2回として、データベースアクセスのための「モデル」と、高速開発を支援する2つのモジュールについて解説していきます。 はじめに StrutsやJSFといった従来のJavaフレームワークは、標準でデータベース関係の機能をあまり用意していません。しかし、RoR(Ruby on Rails)以降のMVCフレームワークでは、データベースとのやりとりを行う「モデル(Model)」は重要な役割を果たしています。 Play!は、データベースとのやりとりに「JPA(Java Persistance Architecture)」を採用しています。これはJava EEに用意されている、オブジェクトの永続化のための技術です。多くのWebアプリケーションでは、データ
はじめに 今やWebのフレームワークと言えば、そのほとんどが「RoRタイプ」です。RoR(Ruby on Rails)がWebの開発に与えた影響は非常に大きく、その後生まれたフレームワークの多くがその影響を受けています。 しかし、Javaの世界に関しては、RoRはなぜか素通りしてしまいました。既にStrutsというデファクトスタンダードがあったために新しいMVCフレームワークが割り込む余地があまりなかったのか、あるいはLL(ライトウェイト)言語でないとRoRなスタイルは作りにくかったのか。ともあれ、その後、長い間、Javaでは「いわゆるRoRタイプ」と言えるフレームワークは登場しませんでした。 その流れを変えたのは、Groovyです。Groovyの登場により、JavaでもLL言語のような小回りの聞くコーディングが可能となりました。そのおかげで、ようやくJavaの世界にも遅まきながら新しい世
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く