日本新聞協会は、消費税と軽減税率制度や新聞・書籍等への適用について「Q&A」形式でまとめた。 Q:消費税の軽減税率とは何か。 A:消費税は誰にでも同じ税率が適用されるため、低所得者の負担が大きくなる。そのため、消費税に複数の税率を導入し、食料品などの生活必需品には、その他の商品より低い税率を適用して消費者の負担を軽くするのが「軽減税率制度」だ。 現在8%の消費税率は、2017年4月に10%に引き上げられる。軽減税率制度は17年度からの導入を目指し、与党で検討が進められている。 Q:なぜ新聞に軽減税率が必要なのか。 A:ニュースや知識を得るための負担を減らすためだ。読者の負担を軽くすることは、活字文化の維持、普及にとって不可欠だと考えている。 Q:軽減税率という制度は外国にもあるのか。 A:先進諸国では、生活必需品や活字媒体への税負担を減免する制度がある。 Q:新聞にも適用されているのか。