月刊マイクロソフトで修正されたCVE2020-0796のWorkaroundに関連した情報が、油断するとわからなくなる書き方になっている*1ので、覚書。 記事自体は後述するが、別にこの記事が悪いというわけではなく、用語自体をきちんと押さえておかないと、一気に混乱する恐れがある、というだけ。 SMBv3 ServerとSMB Client SMBv3 Serverと書かれているが、別にこれはWindows Serverでしか稼働していないというわけではない。Windows 10などのClient系Windows OSでも普通に動作している「Server」サービスに実装されているのが、SMBv3 Serverだ。 同じようにSMB Clientも、Windows Clientでしか稼働していないというわけではない。「Workstation」サービスに実装されているのがSMB Clientである