岩瀬よ、よみがえってくれ-。中日谷繁元信兼任監督(44)が守護神復活を強く願った。前日26日に古巣横浜で選手としてラストゲームを終えて27日、自身の出場選手登録を抹消。事実上の“専任初日”となった横浜スタジアムの練習後に、守護神への期待を口にした。 現役続行する40歳岩瀬仁紀投手が、ナゴヤ球場で今季初めて打撃投手を務めた。グッドニュースを耳にすると、言葉に力を込めた。「結局今年は登板はなかったけど、岩瀬は何とか最後の力を振り絞っているところ。うまく体が来年に向けてできれば」。 皮肉にも守護神の存在感を実感するようなシーズンだった。キャンプ前から岩瀬が左肘痛を訴えて開幕に間に合わないことが判明。ところが代役として期待された福谷が42試合で3勝4敗、防御率4・05。8月2日に出場選手登録を抹消され、現在も2軍で調整中。首脳陣は田島を抑えに起用するなど配置転換を繰り返したが固定出来なかった。 開