パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市で、イスラエル軍の空爆により立ち上る煙(2021年5月11日撮影)。(c)MOHAMMED ABED / AFP 【5月12日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で11日、13階建ての高層ビルがイスラエル軍の空爆を受けて崩壊した。同地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)は報復として、イスラエルの経済中心地テルアビブに向け多数のロケット弾を発射した。 イスラエルとハマスの間では、聖地エルサレムでの騒乱をめぐる緊張が激化。交戦の規模は近年で最悪となっている。ガザ地区では10日夜以降、少なくとも30人が死亡し、うち10人が子どもだった。イスラエル側でも3人の死者が出ており、国際社会は事態の鎮静化を呼び掛けている。 ガザ地区のAFP記者らによると、11日の空爆では、海岸沿いにある13階建てビルが完全に崩壊。ハマスはこの建物を集
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