犯罪学者ジェームズ・ウォルシュによる「例外的な日常:テロと日常生活の兵器化 (The exceptional everyday: terror and the weaponisation of daily life)」という非常に興味深い論文を読む。「日常生活の武器化」とは、日常的にありふれたもの(やかん、衣類、花束、コーヒー缶、本、ティッシュ箱、そして、人そのもの)に爆薬を仕込んだりすることで、日常の物品および人が暴力と化すのではないか、と人々を暴力的なものへの恐怖の雰囲気へと引き込むことで、人々に対する何らかの感性的なコントロールを達成しようとするものだ、と解釈できる。 https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17539153.2024.2356919?casa_token=ReMliJNSYwIAAAAA%3AdMbjDtK0-m00