地球の大気圏上に広がる星空。米航空宇宙局(NASA)提供(2020年1月5日入手、資料写真)。(c)AFP PHOTO /NASA/HANDOUT 【8月27日 AFP】日本の研究者らが微生物の放射線耐性菌を宇宙空間にさらす実験を行い、少なくとも3年生き延びることを確認した。無防備の状態でも生命が地球と火星の間を移動できる可能性を示した形で、論文は26日付の学術誌「Frontiers in Microbiology」に掲載された。 実験に携わった研究者らは結果について、微生物が惑星間を移動でき、移動先で生命の起源となるという「パンスペルミア説」に信ぴょう性を与えるものだと説明している。 研究者らは説を実証するため、デイノコッカス・ラジオデュランスと呼ばれる細菌を地球から高度400キロの国際宇宙ステーション(ISS)の外の宇宙空間にさらした。 宇宙空間という厳しい環境に加え、強力な紫外線、さ
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