↓こちらに「「作画が良い」とはどういうことか」という拙論文が載っております。 フィルカル Vol. 9, No. 2 ―分析哲学と文化をつなぐ― ミュー Amazon 書店にも並んでいて、気が引き締まる思いであります。 タイトルの通り「作画が良い」というのが何を意味するのか論じている。それに加え、作画を批評するとはどういうことか、どう作画を批評すべきか、というのも考えてみた。 哲学雑誌にアニメの作画を論じた論文が載るのは珍しいのではないか。拙い論文ではあるが、論文の査読者や編集者には作画というテーマの着眼点を評価してもらったようである。議論の中身は突飛ではないと思う。 『フィルカル』は最近は堅めの哲学論文が多いが、初期の頃は私の論文のような荒削り気味のカルチャー論が多かった。そういうのを読んで私も書けそうだと思ったのが執筆動機であった。 それともう一つ、『すごい哲学』という本の森功次「ヘヴ