2010年11月7日のブックマーク (5件)

  • 睡眠時間と寿命を考えた-快眠安眠のすすめ

    睡眠時間と寿命を考えた-快眠安眠のすすめ* 睡眠時間と寿命 健康のためにあなたは何時間くらいの睡眠時間で、毎日を送れると思えますか? 一般的に 「8時間」と考えている方が多いようですが、実はそうでもなさそうです。 睡眠時間と寿命の関係は、1980年代にアメリカで100万人以上を対象に行われた、睡眠時間と寿命の関係の調査では、予想外の結果が出ました。 1日に6.5~7.5時間の睡眠をとっている人が最も死亡率が低く、それ以上およびそれ以下の時間、眠っている人は寿命が短くなる傾向にありました。 特に長く眠っているほうが問題で、7.5~8.5時間以上の睡眠時間をとっている人は、6.5~7.5時間睡眠の人よりも死亡率が20%もアップしました。 こんな睡眠時間と寿命との関係が分かってきました。 では、全く眠らないでいると、どうなるのでしょうか? 動物実験では、眠らない時間が長くなると、全ての動物が死

  • 京都大学大学院薬学研究科 医薬創成情報科学講座システムバイオロジー分野

    皆さんにとって時間とはどのようなものでありましょうか?勉強をしている時間、遊びの楽しい時間等々、私達の周りには「時」が満ちあふれており、私たちは「時」とともに生きているとも言って良いかも知れません。生物としてのヒトの時間は、受精した瞬間から、生まれ、成長しやがて大人になるまで、直線的にながれます。しかし、一旦成長が完成してから死に至るまでの間の長い活動的な期間においては、生物の体内の生理学的な多くの現象は、直進的な時間によってではなく、もう一つのある周期を持ったリズミカルな時間に支配されています。これらの一定の周期でおこるこの生命の示すリズム活動を生体リズム(biological rhythm)といいます。これらの周期現象の多くは、自然界の環境サイクルの長さに似た周期変化(概リズム;circa-rhythm)を取り、月経の様な月単位、睡眠・覚醒や副腎皮質ホルモン分泌の様な日単位、成長ホルモ

    sakurakabu
    sakurakabu 2010/11/07
    生体リズムの種類の基本説明、体内時計の仕組み
  • 体内時計と生体リズム | なぜ睡眠が必要か?

    体内時計や生体リズムという言葉が一般に使用されるようになってきました。 最近の研究から、体内時計は体中にあることが知られています。その中で全体の体内時計を司っているのが脳の視交叉上核にある体内時計です。そして二番目に影響力のあるのが腹時計と言われています。 体内時計を元に、身体のなかでは様々なリズム、つまり生体リズムが刻まれています。睡眠と覚醒のリズム、体温のリズム、行動のリズム、ホルモン分泌のリズムなどです。 体内時計は、人により24~25時間の周期できざまれていると言われています。周期が24時間より長い方の場合、一日24時間のリズムとズレが生じますので、概日リズム睡眠障害になりやすいと言われています。また、海外旅行の際に体験する時差ぼけは、日時間の体内リズムがいきなり時差のある海外に移動して生体リズム全体が狂った状況と言えます。 睡眠と覚醒のリズムは、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニン

    sakurakabu
    sakurakabu 2010/11/07
    概日リズム睡眠障害について
  • 睡眠覚醒リズムの基礎的知識と時差症候群

    睡眠覚醒リズムの基礎的知識と時差症候群】 (財)航空医学研究センター 精神科非常勤医師 伊藤 洋 (東京慈恵会医科大学 精神医学講座) はじめに 睡眠は動物界に広く認められる普遍的な現象であり、人間にとっても人生の約1/3を占める重要な生体現象であると言えます。この睡眠に関する科学的な研究が始まったのは比較的最近のことですが、1953年にアメリカのAserinskyとKleitmanによってREM睡眠が発見されたことを契機に飛躍的な進展を見せています。そして現在では、毎日繰り返される睡眠と覚醒とを一つのリズム現象として捉える時間生物学は最も盛んに研究が行われている科学領域の一つと言えます。 一方、睡眠障害は24時間社会、国際化社会、ストレス社会などと形容される現代社会において、その出現頻度が増加しており、最近の疫学調査では我が国や欧米諸国などの先進諸国では成人人口の20~30%が何らかの

    sakurakabu
    sakurakabu 2010/11/07
    睡眠のリズムに関して
  • 光を浴びて睡眠・覚醒リズムを調整、 1 日を 25 時間に延長

    ◎わたしたちの生来、体内にセットされた 1 日を 24 時間とする体内時計は、明るい光にあたることで、 1 時間延長できるといいます。 ◎脳の中にセットされた時計の個人差は、夜型、朝型といった、睡眠のタイミングの好みの違いを説明します。 ◎光に当たる量の調節によって、この脳の中の時計を調節することは、宇宙飛行、交替制の仕事、関連している概日リズム睡眠異常の治療に役立つようです。 ◎新しい研究は、夜に 45 分間、非常に明るい光に照らされることで、通常の 24 時間の睡眠と覚醒のサイクルより長い 1 日でも、人間が正常に活動できるように調整できると報告しています。 ◎この療法が、宇宙飛行士が、地球より 1 日が 約40 分間長い、火星へ行く長期任務に適応するために役立つだろうといいます。 ◎米国のハーバード大学医学部教授で、ブリガム女性病院の睡眠医学部門の責任者のチャールズ・チェイ

    sakurakabu
    sakurakabu 2010/11/07
    概日リズムに関する実験