■短距離走のように一気に問題を解決する「スプリント」 どんな仕事でも、クリアしなければいけない課題や解決したい問題は次々に現れる。しかし、ほとんどの人や組織は、問題解決をする前に、より困難な問題に直面する。 それは問題に着手するまでに、途方もない時間と労力がかかるということだ。 問題解決に役立ちそうなアイデアを出すため何度も会議を重ね、その結論を上役に報告してGOサインが出るまで待った上で、ようやく動き出せる態勢が整う。 実際に問題に着手できるまで数週間から数ヶ月かかる、ということも珍しくないだろう。 そこから、ようやく問題に乗り出していくのだから、全てのプロセスにかかる時間と労力は果てしない。 そんな非効率なプロセスから脱却できる最強の問題解決手法が、グーグルで生まれた「スプリント」というプロセス効率化メソッドだ。 その手法を誰でもすぐに使える形で紹介した一冊が『SPRINT 最速仕事術