2018年12月12日付、朝日新聞の投書欄「声」に、「食品には賞味期限と消費期限の両方をつけて欲しい。さらに”限界期限”もつけて欲しい」という投書があった。 現在、食品の期限表示は、日持ちがおおむね5日以内のものに表示される「消費期限」と、美味しく食べることのできる目安である「賞味期限」の2種類がある。食品には、この2つのうち、どちらかが表示される。 消費期限(赤)は、おおむね5日以内の日持ちのものにつけられ、賞味期限(黄色)はそれ以上のものに表示される(農林水産省HPより)投書した54歳の男性は、どちらか一方ではなく、「消費期限も賞味期限も両方、表示して欲しい」と。 なぜ、男性はこのように考えたのか。男性の妻が、「賞味期限が1日2日過ぎていると、おなかを壊しては大変と言って、使うことを許してくれないのだ」と。美味しく食べられる期限(賞味期限)だけでなく、安全に食べられる期限(消費期限)も