埼玉には島がある。 というと、何言ってんだと思われるかもしれない。たしかに、海水に浮かぶ島はないのだが、埼玉の中央には川島町という地域がある。 川島町。名前の通り、この地域は四方を川で囲まれている。電車も通っていないので、埼玉の中央でありながら、埼玉県民も電車に乗っていたらふらっと通り過ぎるということもない、意思を持っていかねばなかなかたどり着くことがない、ある種の島=独立文化圏の様相を呈しているのである。 ここである。 ということで僕は埼玉に出自を持つ友人たちで構成される埼玉県民会のメンバーに声をかけて、川島へ向かうことにした。電車で行くことができないので、近隣の川越に一度集合する。 川島町にはすったてといううどんがある われら、おおいに武蔵野うどんをすする 醤油の蔵を見に行く 川島を取り囲む川の合流地点を見に行く 川島町では洪水が地形を作っていた そして畑を眺めやきとんを食べる 川島町

