10年前の3月11日、福島第一原発にほど近い、いわき市で取材していた私は、想定していなかった事態に驚き、何を信じたらよいのか分からなくなりました。 「がんになるのではないか」「ここにいて安全なのか」。当時、大きな不安を感じていた地元の人たちに向けて、被ばく医療や放射線の影響に詳しい科学者たちがリスクについて説明してきました。 しかし、原発を推し進めてきた科学への信頼が揺らぐ中、不安が和らぐことはほとんどありませんでした。 いま私は、コロナ禍で医療担当記者として、感染症の専門家を取材し、どう伝えるか、悩みながら原稿を書いています。 原発事故から10年、当時、危機に際して、福島に乗り込んだ科学者たちは何を感じていたのか、話を聞いてみると、返ってきたのは反省の言葉でした。 10年前の原発事故では、原発から放射性物質が大量に放出され、多くの住民が避難しました。 事故の後、放射線の影響に詳しい広島や
すべての運転操作を自動化した高度なシステムの車を使った移動サービスが、福井県永平寺町で25日から始まりました。こうした自動運転機能は「レベル3」と呼ばれ、国内で実用化されるのは初めてです。 福井県永平寺町では、自動運転の車の実用化に向けた実証実験が行われていて、これまでは遠隔操作するカート型の車に保安要員1人が乗車する「レベル2」の水準で去年12月から営業運行が行われていました。 そして国土交通省の認可を受けて、一定の条件のもとで保安要員が乗車せずにハンドルやブレーキ操作など、すべての運転操作をシステムが自動で行う「レベル3」の運行が国内で初めて始まることになりました。 車両は4人乗りと6人乗りの2種類で、永平寺町の荒谷から志比までの2キロの区間の遊歩道を最高時速12キロで走行し、沿道の施設にいる担当者がカメラなどで、その様子を確認しながら状況に応じて遠隔で操作します。 永平寺町総合政策課
仏教の教えが日々の暮らしに生かされるようにしたいと、京都大学の研究グループは、仏教の経典を学んだAI=人工知能が人々の悩みに答えるシステムを開発しました。 「ブッダボット」と名付けられたシステムの開発は、京都大学こころの未来研究センターの熊谷誠慈・准教授や僧侶などでつくる研究グループが手がけています。 仏教の最も古い経典「スッタニパータ」を学習させたAIが、人々の悩みや社会問題の解決につながるような仏教の教えを自動で回答します。 デモンストレーションでは「どうすればコロナ禍で楽しく過ごせるか」という問いに対し「思いやりの心を持つ清らかな人たちと過ごすことが大事だ」などと説いていました。 グループは、今後、さまざまな経典をAIに学習させるなどしたうえで、ことしの秋以降にシステムを使うためのアプリを無料で公開する方針です。 熊谷准教授は「いつでもどんな質問でも答えてくれるこのシステムは『幸せに
中東のレバノンに逃亡した日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者が、ブラジルのメディアのインタビューに応じ、みずからの逃亡について「日本人の行動はとても予測がしやすく、そこにチャンスがある」などと述べました。 CNNブラジルが3月23日に行ったインタビューで、ゴーン元会長は逃亡の理由について「日本では裁判官と検察の結び付きがとても強く、正当な裁判が開かれないという結論に至ったからだ」と、これまでの主張を繰り返しました。 そして「日本の強みは非常に組織立っていることだが、それゆえに日本人の行動はとても予測がしやすく、そこにチャンスがある。計画を実行し、幸運にも成功した」と話しました。 今回の事件では、東京地検特捜部が、逃亡を手助けしたとして、アメリカ軍特殊部隊の元隊員ら2人を犯人隠避の罪で今月22日に起訴していて、今後、逃亡に至る経緯がどこまで明らかになるかが焦点になっています。
東京都では27日、新たに430人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1週間前の同じ曜日を8日連続で上回り、増加傾向が続いています。 都の担当者は「今後さらに増える可能性が懸念される。感染対策を改めて徹底してほしい」と話しています。 7日間平均 前週の114.8% 東京都は27日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて430人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の土曜日と比べて88人増えています。 1週間前の同じ曜日を上回るのは8日連続です。 27日までの7日間平均は342.9人で、前の週の114.8%となりました。 前の週から増えるのは15日連続で、増加傾向が続いています。 都の担当者は「緊急事態宣言が解除され、感染者は今後さらに増える可能性が懸念される。人との接触や不要不急の外出を控えるなど基本的な感染対策を改めて徹底して
3月26日、初夏公開予定だった映画『シン・ウルトラマン』の公開延期が同作の公式サイトで発表された。サイトでは、延期理由について新型コロナウイルス感染症により制作スケジュールに影響が出たと説明。具体的な公開時期は未定で、「スタッフ一丸となって鋭意制作中です。どうか楽しみにお待ちいただければと思います」と綴っていた。 同作の企画・脚本を務めるのは庵野秀明氏(60)。95年に放映され、大ブームを巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を手掛けた、日本アニメ界が誇るトップクリエイターだ。 『ヱヴァンゲリオン新劇場版』の完結作にあたる現在公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』(以下シンエヴァ)でも、総監督を務める庵野氏。『シンエヴァ』は公開から2週間で観客動員322万人、興行収入49億円を記録するなど、ふたたび社会現象を起こしている。 そんな庵野氏の次作となる『シン・ウルトラマン』には、
25日スタートした東京オリンピックの聖火リレーでトーチの火が相次いで消えていることについて、大会組織委員会は、トーチに内蔵しているガスボンベのねじ込み不足が原因だと発表しました。 東京オリンピックの聖火リレーは、25日福島県をスタートしましたが、2日間で合わせて3回トーチの火が消えていて、ランタンに入れた予備の火を使って再点火して、リレーを再開していました。 組織委員会では、映像などを見て検証を行い、火が消えたことについて、トーチに内蔵しているガスボンベの事前のねじ込みが不足していたことが原因だと発表しました。 組織委員会によりますと、ランナーの走行直前に、専用の機材を使ってトーチの末端部分からガスボンベをねじ込んでガスを出させているということです。 組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは「運営チームにガスボンベのねじ込みを徹底するよう改めて指示をしたが、大きな問題ではない」としています
世間はヤフー=LINEと山本一郎氏が内ゲバのような争いで盛り上がっているところで大変に恐縮ですが、山本一郎氏との3つめの裁判の判決が本日ありました。結果、私の発言の一つが名誉毀損にあたるということで10万円の支払いを命じられました。潔く判決に従うとともに、判決では求められていませんが、該当発言について山本一郎氏への謝罪文を本日中にアップしたいと思います。 さて、2審以降の裁判は一つだけ残りますが、これで山本一郎氏とおこなっている3つの裁判の判決がすべて出揃ったことになります。つまり、山本一郎氏が裁判において、どういう主張をおこなったか、それぞれの論点について裁判所がどう判断したかが、閲覧可能な公文書のかたちで記録されたということです。 ヤフーのブログ記事削除の件でも判るように山本一郎氏は印象操作が得意です。私の件でも氏の印象操作でわかりにくいですが、私が批判しているのは実は山本一郎氏本人で
薄い!軽い!画面広い! 2006年の液晶テレビをずーっと使ってたから差がすごい Fireさしてアマプラもyoutubeも見れる すごいすごい!!ウキャキャ🤗
エスカレーターの安全な利用を促進しようと、利用者に立ち止まって乗ることを求める条例案が26日に開かれた埼玉県議会で可決・成立しました。 県などによりますと、こうした条例が制定されるのは全国で初めてとみられるということです。 この条例案は、エスカレーターでは急ぐ人のために片側をあけることが慣習となり、追突や衝突などの事故のおそれがあるとして自民党県議団が提出していて、26日の県議会で賛成多数で可決・成立しました。 条例では、エスカレーターの利用者に立ち止まって乗ることを求めています。 さらにエスカレーターの管理者に利用者に周知することを求めたうえで、知事は周知が不十分な管理者に指導や助言、勧告ができるとしています。 一方、条例に違反しても罰則はありません。 県や自民党県議団によりますと、エスカレーターで歩かないことを求める条例は全国で初めてとみられるということです。 エスカレーターをめぐって
森喜朗元首相は26日夜、東京都内で開かれた河村建夫元官房長官のパーティーで、衆院議員会館の河村氏事務所にいるベテラン女性秘書に触れ「河村さんの部屋に大変なおばちゃんがいる。女性と言うには、あまりにもお年だ」と述べた。女性蔑視発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を2月に辞めたばかりで、批判が集まりそうだ。 森氏は女性秘書に関し、河村氏よりも古くから議員会館で働いていると紹介。「私が河村さんの所を通ると、その女性が外を見ていて『森さん、ちょっといらっしゃい』と呼ばれて、ああだこうだといろいろご注意を頂いた」とも言及した。 森氏は2月、日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言した。その後撤回したが、国内外の非難がやまず、組織委会長を辞任。後任に橋本聖子前五輪相が選出された。(共同)
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