現在、日本で放送されている海外ドラマは、ゆるやかに交代の時期に入っている。ここ数年支持されてきた「ER 緊急救命室」や「ヒーローズ」「プリズン・ブレイク」「LOST」などのドラマが次々とファイナルシーズンを迎えているのだ。 学園ミュージカルドラマ「Glee」や、大胆な心理操作で事件を解決する「メンタリストの捜査ファイル」など、すでに放送が始まっているものもあるが、この秋スタートのドラマでは、個性的な女性たちにスポットが当たりそうだ。 「セックス・アンド・ザ・シティ」や「デスパレートな妻たち」のヒットを受けて、「クローザー」「ダメージ」「クーガータウン」など、このところ、アラサーやアラフォーの女性をヒロインに据えたドラマが目立つ。 予算の関係から佳作ドラマが打ち切られたり、リメイクばかりが目立ったりで、元気がないように見えるハリウッドドラマ界だが、新しいものを生み出す底力はまだまだ健在。この