大学の卒論が「吉田拓郎論」だったほどに熱烈な拓郎フリークの山本コウタロー。彼が1974年に刊行した名著「誰も知らなかった吉田拓郎」が35年の時を経て、12月初旬に文庫化されることになった。 生涯最後と称した全国ツアーの半ばで病に倒れ、残り3公演をキャンセルした吉田拓郎。出版元のイースト・プレスは、そんな状況だからこそ拓郎の原点を綴った本書を刊行することにしたという。 大きなサイズで見る この書籍では拓郎の生い立ち、挫折と成功、そして伝説となった「中津川フォークジャンボリー」の暴動の真実など、彼の原点ともいえる前半生を、周辺のアーティストや関係者への綿密な取材によって徹底的に解明。拓郎の若き日を捉えた貴重な写真も収録された、資料価値の高い1冊となっている。
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