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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (13)

  • 富士通が狙う「特化型生成AI」の市場 大規模データ活用時の企業課題解決を支援

    富士通は、企業が膨大なデータを基に生成AIを活用するための環境や仕組みを提供する「エンタープライズ生成AIフレームワーク」を提供開始する。 富士通は2024年6月4日、企業が膨大なデータを基に生成AIを活用するための環境や仕組みを提供する「エンタープライズ生成AIフレームワーク」のサービスを同年7月から開始すると発表した。AIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi」のラインアップに加える形で提供する。稿では、同日に開催した生成AI人工知能)などに関する同社の研究開発説明会の内容を基に紹介する。 ナレッジグラフの研究アドバンテージを生かす 富士通は現在、大規模言語モデル(LLM)を活用した企業向けシステムの研究開発を推進している。同社はこれまでに自社の従業員約12万4000人を対象に生成AIの利用環境を整備する他、Fujitsu Kozuchi上での対話型生成AIシステムの提供

    富士通が狙う「特化型生成AI」の市場 大規模データ活用時の企業課題解決を支援
  • NECが国産生成AIを初めて一般公開、日本語LLMのデモンストレーションを実施

    NECは、「CEATEC 2023」(2023年10月17~20日、幕張メッセ)において、独自のGenerative AI(生成AI)における日語大規模言語モデル(Large Language Model、以下LLM)を出展しデモンストレーションなどを披露した。NECが独自の生成AIを一般向けに公開したのはCEATEC 2023が初だという。 NECでは2023年7月に独自の日語LLMを開発し、生成AIをさまざまな業務プロセスに組み込むためのソリューションを展開する方針を示している。NECのLLMの特徴が、高い日語能力だ。日の企業において、LLMを実際の業務で利用するには、日語に関する知識量や文書読解力が求められる。NECではもともと日語ベースの自然言語認識の研究などを行っていたことから、特に日語での質問応答性能や推論能力が高いとしている。 加えて、業務で活用するためにカスタ

    NECが国産生成AIを初めて一般公開、日本語LLMのデモンストレーションを実施
  • 米欧中で異なる生成AIへの規制動向、日本企業はどう向き合うべきなのか

    PwC Japanグループは2023年7月24日、生成AI人工知能)などを含めたAIの法規制を巡る、各国の動向を解説する発表会を開催した。日と米国、EU、中国の現状を整理して紹介した。 日企業はどの規制レベルに対応すべきか 現在、生成AIをはじめAIに関する各国の規制の取り組みは、必ずしも足並みがそろっているとはいいがたい状況にある。例えば、2023年に開催されたG7広島サミットでは、AIガバナンスに関する国際的議論のための枠組みとして「広島AIプロセス」を年内に創設することで合意した。しかし、一方で首脳宣言の文言内では「信頼できるAI」の実現に関するアプローチや政策手段がG7諸国間で異なる可能性が指摘されている。 AI規制に対する姿勢が各国で異なる状況は、グローバルに事業活動を展開する日企業にとって注意すべき事柄だ。PwCコンサルティング トラストコンサルティング サイバーセキュ

    米欧中で異なる生成AIへの規制動向、日本企業はどう向き合うべきなのか
  • 「ChatGPTに匹敵する」ドイツ新興の生成AI、HPEが製造業への導入例を披露

    Hewlett Packard Enterprise(HPE)は世界最大級の産業見市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」(2023年4月17~21日)において、ドイツAI人工知能)スタートアップAleph Alphaの生成AIを用い、自然言語での対話で産業用ロボットの操作をサポートするシステムのデモを行った。 ≫ハノーバーメッセ2023特集はこちら マルチモーダル、説明可能性、オンプレミス実装など特長 Aleph Alphaは、2019年創業のドイツ・ハイデルベルクに拠点を置くAIスタートアップで、独自の大規模言語モデル「Luminous」シリーズを開発、展開している。Luminousは、テキストだけでなく画像のプロンプトも処理可能なマルチモーダル機能や、生成したコンテンツを検証し、そのソースまで追跡する説明可能性などを特長としている。さらに、クラウドだけではなくオン

    「ChatGPTに匹敵する」ドイツ新興の生成AI、HPEが製造業への導入例を披露
  • 日報などからAIが事故発生予測、文章解析で現場リスクの早期発見に

    FRONTEOは2022年2月17日、言語分析AIを活用して事故のリスクを事前予測する、製造/建設現場向けソリューション「WordSonar for AccidentView」を発売すると発表した。現場情報や日報などの記録をAIで解析して、巻き込みや転倒転落事故などのリスク要因を可視化する。 FRONTEOは2022年2月17日、言語分析AI人工知能)を活用して事故のリスクを事前予測する、製造/建設現場向けソリューション「WordSonar for AccidentView」(以下、WordSonar)を発売すると発表した。現場情報や日報などの記録をAIで解析することで、巻き込みや転倒転落事故などのリスク要因を可視化する。 テキストから現場のリスク要因を分析 WordSonarは言語分析AI「Concept Encorder」を活用することで、文章の意味情報を分析し、工場や建設現場などで

    日報などからAIが事故発生予測、文章解析で現場リスクの早期発見に
  • 複雑で分かりにくいAIを判断基準が明確なAIに変換する単純化技術を開発

    日立製作所は2021年12月24日、従来のブラックボックス型AI人工知能)を判断基準が明確なAIに変換する「AI単純化技術」を開発したと発表した。同技術の一部を、同社グループにおいて製品出荷前の自動検査ラインに適用し、熟練者不足の解消や検査速度の向上効果を確認している。 信頼できるAIには、精度だけでなく、説明性、透明性、品質、公平性などが必要になる。従来のブラックボックス型AIは、予測精度が高い一方、数式が複雑で判断基準が不明確のため、未知のデータに対して意図しない予測結果を導く不安やリスクを抱えていた。 同社はあらゆる入力に対して、人が理解できる単純な予測式を作り、明確な判断基準の下で予測結果を提示できる技術を開発した。さらに、経験や知識に基づいてユーザー自身で予測式を調整可能とし、信頼できるAIの構築を容易にした。

    複雑で分かりにくいAIを判断基準が明確なAIに変換する単純化技術を開発
  • 過去に凍結したAIのPoC案件の再生支援サービスを試験導入

    関連記事 エッジAIの可能性を広げる「MST」、なぜCortex-M0+マイコンでも動くのか エッジAIスタートアップのエイシングは、マイコンを使って、AIによる推論実行だけでなく学習も行えるアルゴリズム「MST」を開発した。ローエンドの「Cortex-M0+」を搭載するマイコンでも動作するMSTだが、より多くのメモリ容量が求められるランダムフォレストと同等の精度が得られるという。開発の背景を同社 社長の出澤純一氏に聞いた。 ラズパイゼロで推論も学習もできる組み込みAIDBT」、“AIチップ”で開発容易に AIベンチャーのエイシングが、組み込み機器などのプロセッサでAIの推論実行だけでなく学習も行える独自技術DBT」について説明。このDBTによるアプリケーション開発を容易に行えるAIモジュール「AiiR(エアー)チップ」を開発したと発表した。 超軽量メモリで実装可能な異常検知アルゴリズ

    過去に凍結したAIのPoC案件の再生支援サービスを試験導入
  • Pepperに新AIエンジンを搭載、少しの追加学習で会話機能が向上

    rinnaは2021年8月20日、法人向けAI人工知能)チャットbot開発プラットフォーム「Rinna Character Platform」の最新版が、ソフトバンクロボティクスのヒューマノイドロボット「Pepper(ペッパー)」に採用されたと発表した。少量の追加学習でPepperの会話機能が発達するため、顧客満足度の向上が期待できる。 Rinna Character Platformを使うと、会話内容や音声表現をカスタマイズしてキャラクター性を持たせたAIチャットbotを開発できる。Pepperは、2019年から同プラットフォームを採用している。 同プラットフォームは2021年春リリースのバージョンから、新開発のチャットエンジン「Style Transfer Chat(STC)」を使用しており、AIチャットbotのキャラクター性を表した自由な会話が可能になった。大規模会話データから構築

    Pepperに新AIエンジンを搭載、少しの追加学習で会話機能が向上
  • 医療AIサービスの普及と発展を目指し、技術研究組合を設立

    日立製作所は2021年4月1日、日ユニシス、日IBM、ソフトバンク、三井物産と共同で、厚生労働大臣および経済産業大臣の認可による「医療AIプラットフォーム技術研究組合(Healthcare AI Platform Collaborative Innovation Partnership:HAIP)を設立したと発表した。 技術研究組合とは、企業や大学、独立法人などが協同して試験研究を実施するために、技術研究組合法に基づき、主務大臣の認可によって設立される非営利共益法人のこと。HAIPは、医療AI人工知能)サービスの普及と発展のため、業界共通の基盤技術について研究開発を行う。 オープン領域として研究開発成果を発表することで、医療AIサービスの普及と発展に貢献し、医療の質の確保や医療関係者の負担軽減を目指す。将来的には、技術研究組合から株式会社に組織変更し、研究成果の事業化や社会実装を進め

    医療AIサービスの普及と発展を目指し、技術研究組合を設立
  • 教師データなしで異常値を検出できるAI技術を開発

    富士通研究所は、教師データなしで高次元データの特徴を正確に獲得するAI技術「DeepTwin」を開発した。情報圧縮技術と深層学習を融合し、ネットワークへの不正アクセスや、医療データの異常値をAIで検知する。 富士通研究所は2020年7月13日、教師データなしで高次元データの特徴を正確に獲得するAI人工知能技術「DeepTwin(ディープツイン)」を開発したと発表した。情報圧縮技術と深層学習を融合させたことで、ネットワークにおける不正アクセスや、医療データにおける異常値をAIで検知できるようになる。 近年、コスト効率の良いAI学習のために、正解ラベルを付けない教師なし学習に注目が集まっている。一方、AIによる解析の対象となる数十次元の通信データ、数百万次元の画像データといった高次元データについては、計算が指数関数的に増加する「次元の呪い」を回避するため、次元を減らしつつ、誤判定の少ない技

    教師データなしで異常値を検出できるAI技術を開発
  • 製造現場で活躍広がる「画像×AI」、どういう場で生きるのか

    製造現場で活躍広がる「画像×AI」、どういう場で生きるのか:スマートファクトリー(1/2 ページ) グルーヴノーツは、「製造×画像AI」をテーマに2020年4月14日、オンラインセミナーを開催。グルーヴノーツ アカウントエグゼクティブ 岩野敦氏が製造業向けのインフラ設備・機械の保全・安全管理業務における画像AIの活用事例などを紹介した。 グルーヴノーツは、「製造×画像AI」をテーマに2020年4月14日、オンラインセミナーを開催。グルーヴノーツ アカウントエグゼクティブ 岩野敦氏が製造業向けのインフラ設備・機械の保全・安全管理業務における画像AI人工知能)の活用事例などを紹介した。 AIと量子コンピューティング技術を活用した「マゼランブロックス」 グルーヴノーツは福岡市に社を置くソフトウェア会社で、社員数は約50人。AIや量子コンピュータを利用した組み合わせ最適化ソリューションなどを提

    製造現場で活躍広がる「画像×AI」、どういう場で生きるのか
  • AWSにIoT機器をWi-Fiで直接つなげられる、クラウド通信評価キットを販売開始

    ルネサス エレクトロニクスは2019年8月20日、32ビットマイコン「RX65N」を搭載し、アマゾンウェブサービス(AWS)のクラウドにWi-Fi接続できるクラウド通信評価キット「Renesas RX65N Cloud Kit」を発表した。Wi-Fiモジュールや3種類のセンサーを搭載し、センサー機能付きIoT(モノのインターネット)機器のプロトタイプ開発や評価などの利用を見込む。現在販売中で、参考価格は1個50米ドル(約5300円、税別)。 RX65Nは、Amazon FreeRTOS用AWSデバイスの認定を取得しており、Amazon FreeRTOSを活用したリモートOTA(Over-The-Air)によるファームウェアのアップデートが可能。また、トラステッドセキュアIP、フラッシュメモリのプロテクト機能を利用した強固なセキュリティも特徴だ。 同キットは、RX65Nを使用したターゲットボ

    AWSにIoT機器をWi-Fiで直接つなげられる、クラウド通信評価キットを販売開始
  • 機械学習で20倍高速に、波形解析ライブラリが登場

    OKIは2018年10月24日、機械学習アルゴリズムを用いた波形解析ソフトウェアライブラリ「ForeWave(フォアウェーブ)」を発売した。提供開始は2019年1月31日。振動を波形として捉えて解析し、従来の機械学習と比較して約20倍高速な波形解析パフォーマンスを持つ。 ForeWaveは機械学習とNMF(非負値行列因子分解)の組み合わせを採用。あらかじめ学習させた正常時の振動データと、新たに計測される振動データを比較し、異常が発生しているかを判別する。これにより、設備から収集される振動データを自動で共通成分と特徴成分に分解し、特徴成分のみを機械学習にかけることで、より複雑な設備状態の検知や高速な波形解析パフォーマンスが行える。 また、多様なアプリケーションに組み込みが可能で、顧客の要件に応じたアプリケーションから呼び出し、顧客が選定した各種ハードウェアと組み合わせて利用できる。製造業の工

    機械学習で20倍高速に、波形解析ライブラリが登場
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