政府関係や国会で使われている「行き過ぎた個人主義」について - 電脳塵芥 っていう記事の中でジェンダーフリー教育バッシングがあったと書きましたが、ちょっとそれについてでも。 2000年代初頭に「過激な性教育」というものが話題になり、これはメディア等でも扱う一種の社会問題的なものとして扱われたと記憶しています。後に問題を振り返る中でこのバッシングによって日本の性教育は遅れたままになったと振り返っている方も見かけましたし、後々への影響は大きかったと考えます*1 。 なおジェンダーフリーバッシングというか、それに類するバッシング自体はそれ以前から存在しています。たとえば1996年民法改正要綱案の選択的夫婦別姓制度*2。これに対して「家族の一体感を壊す」ものとして反発が起こっています。選択的夫婦別姓制度に関しては現在においても同様の理由での反発者がいますが、この論法は20年以上前から同じような理屈