2014年1月6日のブックマーク (2件)

  • 脳の老廃物排出、就寝後にスピードアップ

    ウクライナ・キエフ(Kiev)の美術館で行われたパフォーマンスアート作品で横になる女性(2012年9月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/SERGEI SUPINSKY 【10月19日 AFP】眠りに入った後の脳は、施設の照明が消えた後に清掃員が廊下の掃除を始めるようなもの──就寝後の脳内に起きる大きな変化により、老廃物が排出され、疾患を防いでいるとする研究論文が17日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 研究論文は、なぜ人間が人生の約3分の1を寝て過ごすのかという問いに対する新たな答えを提供するもので、また睡眠が認知症や神経疾患などの治療に役立つ可能性についても触れている。 ネズミを使った実験で研究者らは、脳細胞にたまった老廃物がどのようにして脳内血管を通じて循環系から肝臓へと排出されるのかを調べた。これらの老廃物には、蓄積するとアルツハイマー病の発症につながるとされてい

    脳の老廃物排出、就寝後にスピードアップ
  • 睡眠不足で脳にダメージ?スウェーデン研究

    オーストラリア・シドニー(Sydney)の動物園で眠るコアラ(2013年4月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/Saeed KHAN 【1月3日 AFP】睡眠は脳細胞の健康に良いことを示すさらなる証拠を発見したという論文が先月31日、米学術専門誌「スリープ(Sleep)」に掲載された。 スウェーデンのウプサラ大学(Uppsala University)の研究チームは、健康なボランティア15人を集めて2つのグループに分け、一方のグループには一晩徹夜させ、もう一方には8時間の睡眠を取らせた。 ボランティアの血液を調べたところ、眠らなかったグループの血液には「神経特異エノラーゼ(NSE)」と「S100カルシウム結合タンパク質B(S100B)」と呼ばれる物質が約20%増加していることが分かった。 神経科学者のクリスチャン・ベネディクト(Christian Benedict)氏は「これらの脳分子は通

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