言わずも知れた、著名な経営者・松下幸之助。 その考え方、発想法、生き方は経営者をはじめとして、あらゆる年代、あらゆる職種のビジネスマンに影響を与えてきた。 この本は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。 「運命を切り開くために」 「日々を新鮮な心で迎えるために」「ともによりよく生きるために」「みずから決断を下すときに」「困難にぶつかったときに」「自信を失ったときに」など人生をよりよく生きるための秘策が、短い文章で語られている。 何かに思い悩んでいるときは、この本をひらけば解決のヒントがきっと見つかるはずである。 時代を超えて生き続ける不変の真理が記されている一冊である。 「道をひらく」のここが面白い 「道」 それぞれの人間には、他の人にはない、その人だけの「道」がある。 自分にしか決して歩めずに、同じ人間であったとしても二度とは、同じ道を歩めない。