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ブックマーク / essa.hatenablog.com (36)

  • 一日一チベットリンク / Eyes on Tibet 運動 - アンカテ

    (3/30 追記) ここで提案していることについて、下記のサイトを立ち上げました。 一日一チベットリンク運動 メッセージ - 一日一チベットリンク運動 詳しくは、こちらをご欄ください。コメント、トラックバック等もそちらにお願いします。 (3/30 追記終わり) ブログを書いている人に、しばらくの間、一日に一つ、なんでもいいからチベット関係のURLにリンクしようという運動を提案したい。 別にチベットについて書く必要はなくて、エントリ体は普段通りにいつも書いていることを書いて、最後に何か一つリンクを貼るだけ。「一日一チベットリンク」か「Eyes on Tibet」と添えて。 詳しくはわからないけど、チベットのことが心配だとぼんやり思っている人は多いだろう。そういうみなさんの関心のあり方を素直に表現する行為としての、一日一チベットリンク。 もちろんしっかりと情報を見極め具体的に行動を起こすこと

    一日一チベットリンク / Eyes on Tibet 運動 - アンカテ
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    santaro_y 2008/04/02
  • 2008/03/13 無料経済=お金が買える経済 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    七左衛門のメモ帳: 無料より優れたもの Kevin Kelly による "Better Than Free" の翻訳が大評判になっているようです。これとともに要注目だと思うのが、Chris AndersonのFree! Why $0.00 Is the Future of Businessです。 こちらはまだ全訳は無いようですが、次の二つのブログでだいたいの内容はわかると思います。 B3 Annex: Longtail著者の新作"Free"、Wired誌に先行登場! 6つの無料ビジネスモデルとは? ロングテールの次の流行ワードは「Free」?|株式会社スパイスボックス|Blog そして、私が最も重要だと思ったのはここです。 The "attention economy" and "reputation economy" are too fuzzy to merit an academic

    2008/03/13 無料経済=お金が買える経済 - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    santaro_y
    santaro_y 2008/03/14
    要約が分かりやす過ぎ
  • 言葉を多義的に使ってつながる人たちを見るとイライラしてくる人がいるという仮説 - アンカテ

    MacBook Airレビュー前編:MacBook Airから見える新しい風景 - ITmedia +D PC USER 非常に意欲的なレビューだと思うけど、はてなブックマークの反応を見ると、随分評判が悪い。 それで、こういう文章への感情的な反発がどうして生じるかについて、ちょっと思いついたことがあるのでメモ程度に。 製品レビューの重要な機能は、その製品を買うべき人に「これはあなたの為の製品ですよ」と伝えることだ。たとえば、 「今度のLet'snoteは真のモバイラーの為の製品だ」というレビューが出る 「真のモバイラー」とは自分のことだと思う人が、そのLet'snoteを買う 買った人は満足し、レビュアーに感謝する となれば良いレビューである。これと同じように 「MacBook Airは『知性のつまった1枚の板』という製品のコンセプトを美しいと感じとれる人の為の製品だ」というレビューが出る

    言葉を多義的に使ってつながる人たちを見るとイライラしてくる人がいるという仮説 - アンカテ
    santaro_y
    santaro_y 2008/02/15
    この説明では逆説に引っかかってしまうような。知性がない、美しさを感じ取れない人>買わない人
  • 空気党=2ちゃんねる VS 法と論理党=RESTfulはてな の二大政党制 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日的課題 - MIYADAI.com Blog これを現状分析と未来への提言に分けて読むと、現状分析の部分には同感だけど、提言としてはその方向性にやや疑問がある。 現状分析の部分はひとことで言えば「日人は世代によらず『空気』への依存が強い」ということだろう。「空気」は、共通前提から生まれるが、その共通前提の作り方が世代ごとに変遷してきた。 団塊世代以前の日人は、日という国自体の持つ共通前提 団塊世代は世代意識から生まれる共通前提 新人類世代は「分かる奴には分かる」という世代内差異を用いて集合的アイデンティティを構築 それ以降は、共通前提の構築の困難さから「繋がりの社会性」を指向(参考→「繋がりの社会性」は繋がりを指向しない -- Baldanders.info) ということで、その強迫的な共通前提構築への執着が暴走したものが「KY」である

    空気党=2ちゃんねる VS 法と論理党=RESTfulはてな の二大政党制 - アンカテ(Uncategorizable Blog)
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    santaro_y 2007/12/25
  • 「公」というものを制御不能であるけど善なるものとして認識する - アンカテ

    アレントは、人間の活動領域を「公的領域」と「私的領域」に分け、現代社会の問題を「私的領域」による「公的領域」の侵蝕であるととらえた。 「私的領域」とは、人間の生存に必要な生産活動を行う場ということである。アレントはアテネの都市国家における「家」を「私的領域」の代表としたが、現代に生きる我々は企業をイメージするのがいいと思う。生産活動にはエンジニアリングと指揮命令系統が必要である。この中では、人間は命じられた通りに言いつけられた仕事を確実にこなさなくてはならない。 「公的領域」とは政治の場であるが、政治エンジニアリングや指揮命令系統ではなく、対等な立場の人間同士の議論によって行うべきだというのがアレントの主張である。人間同士の議論には、必然的に予測できない部分があって、エンジニアリングによって事前にシステムを決定することはできない。そこには別の方法論が必要であり、指揮命令系統ではなく個々の

    「公」というものを制御不能であるけど善なるものとして認識する - アンカテ
  • 匿名掲示板=バーチャル流民の群=天意 - アンカテ

    孟子は天意によって承認されてない政権は転覆されるべきと言ったそうですが、そこで言う天意とは、昔の中国では流民の群として実体化しました。 政治がひどすぎると、田畑を捨てて逃げる人が続出して、これによって政治が超流動化した。あちこちにホームレスがあふれてしまった。だから、かなりのDQNでもすぐ何十万人という反乱軍を立ち上げることができたわけです。 司馬遷と司馬遼太郎というぶ厚いフィルター二枚重ねにして見ても、秦をつぶしたヒーローたちは怪しい奴が多すぎる。実利のみで全然ビジョンが無いような奴が、結構、キャスティングボードを握って歴史に名を残しています。 それは、流民の群という超流動化に支えられていたわけですが、その流動性を「天意」として見る伝統が中国にはあるのではないか。 例えば彭越のような「有害」な人間と衆愚が現実を進めるのです。 その流動性の流れついた先にできた漢という政権は、もちろんいろい

    匿名掲示板=バーチャル流民の群=天意 - アンカテ
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    santaro_y 2007/05/30
  • 聖俗と公私のよじれ - アンカテ

    そこでさっそくですが、アレントを離れて、匿名擁護の議論をします。 日の公共性はどこに?や【やめて下さい!】学級会【いけないと思います!】に書いたことだが、日には「公的領域」は確立していない。日だけでなく、世界のほとんどの国に「参加者相互の対称性」にもとづく「討議」という概念は土着的には存在しない。 アテネでそんなものができたのがひとつの奇跡で、それがローマに継承されたのがもうひとつの奇跡である。 ただ、この二つの奇跡は既に起きて、ある程度のその効果は立証されているのだから、今は、どこの国でもそれを輸入するのは簡単だ。「アレント100回嫁」ですむ話だ。 しかし、日では、もうひとつ別の奇跡が起きていて、別の形の「公」が確立されている。 大企業の中で(周辺で)仕事をしていれば実感できる話だと思うが、大半の大企業は事業部に分割されていて、社がそれを統括している。事業部から社を見る視線が

    聖俗と公私のよじれ - アンカテ
  • 働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ―アンカテ(Uncategorizable Blog)

    昨日のエントリを書くために自分の過去ログを検索していて再読したが、道に落ちてる直径30cmのケーキに出くわしたアリさんモデルという表現は、実に、今、WEBで起こっていることの質を表現していると思う。 Skypeやグーグルが何でもかんでもタダで提供するのは、第一には自分たちだけではとてもいくれないからだ。 そして、これはそんなに特殊なことでも不思議なことでもない。 書でいわれる「リアル社会」を、私はかねがね「脳化社会」と呼んできた。ネットの社会は、私から見れば、「リアル社会」がより純化したものである。 「リアル」な社会とは、養老氏の言い方で言えば「脳化社会」、つまり、シンボルの操作で回っている世界である。だから、現代の労働は大半がシンボルの操作である。 そして、純粋なシンボルの操作であるプログラミングという作業においては、生産性の個人差が非常に大きく、今までの社会は生産性の低い方の人間

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    santaro_y 2007/02/02
  • 匿名掲示板でしか対立を解けないような種類の対立の世紀と21世紀の政治を妄想的に予想する - アンカテ

    何と、「原子力発電は地球温暖化の原因である」というものすごい勘違いをしている人が、洒落にならない割合でいるらしい。それも日だけでなく、世界中で。 という話が日経サイエンスに出てたそうだ。 念の為に解説しておくと、CO2排出を減らす為に火力発電を減らすとしたら、減った分を多少なりとも補う必要があって、水力発電を増やす為には川を増やす必要があってすぐには無理。だから、CO2排出を減らす為には原子力発電を増やす必要がある。 というか、そもそも原子力発電所はCO2を出しません(←ここから言わなきゃだめか)。 それで、「原子力発電は地球温暖化の原因である」と思っている人は、たぶん原発反対だと思う。これを一般的に広げるのは単なる印象論だけど、印象論として言うが、科学知識に乏しい人は原発反対だろう。 一方で、私は理系的ラッダイト運動という概念を考えていて、こちらは、一定以上の科学知識があって論理的思考

    匿名掲示板でしか対立を解けないような種類の対立の世紀と21世紀の政治を妄想的に予想する - アンカテ
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    santaro_y 2007/01/31
    2ちゃんねるのひろゆきは『ひろゆき』としては二流の『ひろゆき』
  • 「あちら側」にハミ出すアイデンティティ - アンカテ

    ウェブ人間論 (新潮新書) このマラソン対談の中で、二人の問題意識は時に重なり時にズレているが、問題意識が重なっている所は、「ウェブ進化論」の続編あるいは解説編として普通に読めた。 しかし、私にとって面白かったのは、むしろ問題意識のズレが露になっている部分で、自分自身にとって実に意外なことに、そういう場面において私は平野さんの方に共感しつつ、それが梅田さんに伝わっていないもどかしさを感じながら読んだ。 梅田さんは、「ネットに住む」という表現で、自分の日常生活を紹介している。また、ブログをネット上に放った「分身」と表現して、多忙でオフラインの状態が続くと、「分身」に何が起こっているか気になると言っている。 私が「ズレ」を感じたのは、その「分身」のリアリティ、あるいは、そこに投影したアイデンティティのようなものが、一つの実体を持つという可能性についてだ。 梅田さんにとって「分身」はあくまで「分

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    santaro_y 2006/12/20
  • 人はネットの言葉から受ける影響を自己管理できるか? - アンカテ

    ぶっちゃけソースコードと言葉は違う。言葉は見た瞬間自動実行されるバイナリみたいなもの。 これは非常に鋭い指摘だと思う。というか、rnaさんと議論していてなかなか解けなかった謎が「見た瞬間」に氷解した感じ。 確かに私は、ネット上に書かれた言葉を「ソースコード」に近いものとしてとらえている。つまり、それが与える影響を読む人が管理できるものだと思っている。 だから、自分の所でも他人の所でも、無意味な誹謗中傷の類があっても、それを実行可能な状態にすることなく捨ててしまう。だから、それは私に影響を及ぼすことはなくて、私にとって存在してないのに等しい。 自分にとって意味があって有用な影響を及ぼす言葉だけを私は「コンパイル」して実行する。つまり、自分に影響を及ぼすことを許す。 私にとって、見た瞬間に自動実行される言葉には2種類あって、ひとつは、まさにこのrnaさんのコメントがそうであるように、「知識」あ

    人はネットの言葉から受ける影響を自己管理できるか? - アンカテ
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    santaro_y 2006/12/03
  • 性悪説では楽観的すぎる - アンカテ

    ロリコンファル - 動機のない悪 −自由と悪の狭間に処されし存在− うーん。これは私のエントリへの反論として書かれているようですが、ここでkagamiさんが言われていることには、私はほとんど同感です。 でも、私の人間観は「性善説」ではないと自分では思います。というのは、私はいわゆる「性悪説」は楽観的に思えるのです。人間の「性」が「悪」であるとする人は、逆に「悪」は人間の「性(さが)」つまり能に近いような低レベルの部分によってドライブされていると思っているのではないでしょうか。 「性(さが)」によって行なわれる「悪」は、同時に「性(さが)」によって縛られているので、やれることに限度があるし対処することも簡単です。 人間が生きる限り、そこには自由が生まれ、自由は必ず悪を為す自由としても存在する。 私はkagamiさんと同じく、悪は自由から発生すると思っています。ということは、「悪」のすること

    性悪説では楽観的すぎる - アンカテ
  • 安倍ちゃん:朝日新聞:2ちゃんねる = サリマン:荒地の魔女:ハウル - アンカテ

    「ハウルの動く城」を老人問題に関する分析と提言として見るっていうのが好評だったので、図に乗って第二弾をやります。 この物語の開始時点では、サリマン、荒地の魔女、ハウルという三つの力が鼎立してそれなりのバランスを保っています。この話は、そのバランスが一度大きく崩れて、混乱を経て別の安定構造に移行する話であると読めます。その三つの力とその変動プロセスは、宮崎さんの脳内にあるものですが、当然、環境からの影響を受けてそれが起こっている部分もあるわけで、そこを強調すれば、宮崎さんをアンテナとした一種の予言として読み取ることもできます。 私は次のようにして予言として読み取りました。 サリマン = 国家権力(体制)、リアリズム = 小泉政権(の安倍的なリアリズム) 荒地の魔女 = イデオロギー的反体制 = 朝日新聞(的イデオロギー) ハウル = 創発的権力 = 2ちゃんねる、ブログ イデオロギーというの

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  • スサノオ神話でよむ日本のネット事情 - アンカテ

    棒磁石を真ん中で半分に折れば、片方がN極だけの磁石でもう一方がS極だけの磁石になるかと思うと、そうはいかない。両端にS極とN極を持つ普通の棒磁石が二つできるだけだ。 子供をS極だけの人間にすることはできない。磁気単極子を作るというような意味で「子供を教育する」ということはそもそも無理難題である。S極を植え付けることには成功しても、反対側にN極を持つ人間になってしまう。親が自分のことをS極の人間だと認識していても、実は背中にN極を背負っているからだ。「子は親の背中を見て育つ」という格言は、このことを言っているのではないだろうか。 磁石と人間はよく似ていて、ある特性を持とうとすると同時に、その正反対の特性も持ってしまう。自分がいい人であると思えば背中に悪い奴が見えるし、強い人間になろうとすれば背中には弱い人間が現れる。自分は自立しているつもりでいても、背中には依存の顔がある。S極とN極に引き裂

    スサノオ神話でよむ日本のネット事情 - アンカテ
    santaro_y
    santaro_y 2006/09/14
    おもろすぎる
  • 「私の言葉」からの普遍性 - アンカテ

    三上のブログ - Thomas Baekdalの個人的価値観 三上勝生氏は、このエントリーでトーマス・バクダールという人の個人サイトを紹介し、そこで紹介されている彼の「個人的な価値観」について、次のように述べている。 個人的な価値観を自覚するということは、自分を含めた世界全体を俯瞰して、将来にわたって自他共に気持ちのよい状態を維持するために、自分の仕事や生活を深いところから律する<法>を明確にするということである。 徹底的に「私」を見つめ、「私」の中への向かう思考が、ひとつの普遍性に到達する可能性を示している所に、私は非常に共感する。 ここで重要なことは、この「個人的な価値観」を、これまでの類型と違う目で素直にとらえることだ。従来、このような表明は、次のどちらかの極論につながることが多かったと私は思う。 「個人的」であるはずのその価値観によって、他者を洗脳しようとすること ひとつの閉じた完

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    santaro_y 2006/09/05
  • 「耳をすませば」にミンデルを見る - アンカテ

    ミンデルの概念を使うと「耳をすませば」がよくわかるし、逆に「耳をすませば」でミンデルを理解することもできる。 「耳をすませば」では主人公の雫の日常生活が一次プロセスである。一次プロセスであるから、室井滋が母親の声を演じ、雫の住む公団住宅の狭さなどをリアルに表現する必要があったのである。そして、二次プロセスとしてのバロンの物語がその中に立ち現れて来る。一次プロセスと二次プロセスは、表面的には全く独立で、互いの関係を持たずに動いているが、何かの拍子に両者が突然交錯する。その瞬間を描いたのが「耳をすませば」である。 そして、二次プロセスとしてのバロンの物語は、断片的にしか出てこない。それは未完なのではなく、向こう側では最初から完成しているのである。しかし、今の雫には、その物語を完全な形で引っぱりだすことはできない。おそらく、最後に雫が書きあげた物語は、人が言うように不完全なものである。その物語

    「耳をすませば」にミンデルを見る - アンカテ
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    santaro_y 2006/08/22
  • ハウルの軽やかな獣性とソフィーの清らかな鈍重さ - アンカテ

    ハウルは、二つの相反する特性を持った存在です。ひとつは軽やかさ。それは飛翔する場面や時空を通り抜ける魔法の数々として表現されています。もうひとつは、魔王に変身したハウルによって象徴される全てのものを解体しらい尽くす恐しい力。 この二つの特性は、Web2.0における集団知が重ねあわせて持っているものでもあります。集団知は、固定した視点や特定の原理に縛られません。常に、多面的に物事に対処し、軽やかに新しい立場を創造し続けます。そして、それがスタティックな物事を解体する力となった時の作用には、恐しいものがあります。その破壊的な力を留められる力はありません。 このような一致が起こるのは偶然ではないでしょうが、宮崎さんがネットやWeb2.0を熟知して、その物語の構造にそれを投影したわけでもありません。そうではなくて、どちらも現代社会の背後にある集団的な力を反映しているのだと思います。Web2.0と

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    santaro_y 2006/08/22
  • 神話とワイドショー - アンカテ

    ワイドショーと神話はすごくよく似ている。ヒーローやヒロインのことを語っているフリをして、実はどちらもエグい話ばかりだ。不倫、殺人、グロ系のオカルトなど暴力や嫉妬をベースにした話題が多い。嘘だと思うなら、古事記でもギリシャ神話でも読んでみろ。何故か女性週刊誌に多い奇形児や障害者なんかもよく出てくるし、ミッチーサッチー顔負けのオバタリアンやら叶姉妹みたいな正体不明の怪しげな美女とか結構「濃い」人物が多いことに驚くだろう。最近の流行りで言えば、クスリを使った強姦未遂や強姦致死もあるし確か死体遺棄もあったはずだ。 何より共通しているのが、マッチポンプ原理がベースとなっていること。神々しい人物が意外に俗っぽかったりズルかったり馬鹿だったりするという構造が基的なストーリーの基盤になっている。まず、その人がどれだけ偉い人か詳しく説明しておいてストンと落とす。最近で言うと高橋尚子がやられたあれです。 人

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  • 加速する神話形成プロセス - アンカテ

    すごく大昔の人が、今の南京事件にまつわる騒動を見たら、きっとそれを「神々の戦い」と表現すると思う。 日軍をいいものにする物語と、日軍を悪者にする物語があって、二つの物語が戦っている。大昔の人がこれを見たら、この戦いの主体は物語であって、物語が人々を駒として動かしているという見方をする。そして、その物語のことを神と呼び、それぞれの神に従う人々が神の意思を受けて戦っているのだと考える。この議論に決着がつけば「一方の神が勝った」と言い、膠着状態が続けば「神々が共存している」と言うだろう。 日書記や古事記とかは、そんな風にして歴史を物語として決着させたものだ。大和朝廷をいいものにしたい人たちと、悪者にしたい人たちがいて、前者の神が勝って後者の神を配下とするプロセスが、そこに神話として表現されている。おそらく大昔の人は、この21世紀初頭の日で、それと同じプロセスが進行していると見るだろう。

    加速する神話形成プロセス - アンカテ
  • ネットリテラシーの基本は10年前の自分を思い出せること - アンカテ

    正直なところ著作権問題が10年後にどういう形になっているかは わからないけれど,一つだけいえることがある. 10年後はYoutubeのようなサイトを作り,維持するコストが1/10以下に なっているだろうということだ. そう、これですよ、これ。 これがわからない人は、議論に参加する資格が無い。 当社は、最新の高性能CPU「Pentium(R) プロセッサ(200MHz)」を搭載したミニタワー形パソコン「PV5000 5200」など、高速LANカード、大容量2.5GBハードディスク装置、8倍速CD−ROMドライブを標準装備したパソコン新製品4機種7モデルを商品化し、日から発売を開始します。 適当にググって当時のプレスリリースをひとつ発掘したけど、10年前と言うのは、「大容量2.5GBハードディスク装置」搭載のパソコンが発売されていた年。 YouTube瀕死説は、今なら信憑性があるし、当なの

    ネットリテラシーの基本は10年前の自分を思い出せること - アンカテ
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    santaro_y 2006/08/02