メタバースの採用は「広報のツールとしてポテンシャルが高い」 なぜ孤独・孤立対策にメタバースを選び、独特なルールを設定したのだろうか。内閣府 孤独・孤立対策推進室の松川氏は、メタバースを選んだ理由について「メタバースは広報のツールとしてもポテンシャルが高いと考え採用しました」と話す。 「政府から発信する情報はURLなどが散逸して分かりづらいと考えており、1つの空間からさまざまなリソースにアクセスできるところに注目しております。参加者同士のコミュニケーションというメタバースの大きなメリットをあえて活用していないため、ある意味変則的な活用であることは認識していました」(松川氏) ユーザー同士のコミュニケーションを禁止した狙いとしては「誰でも利用できる空間として設計しておりますが、現に孤独・孤立状態にある方や他者とのコミュニケーションの苦手な方に合わせて、相互のコミュニケーションは不可といたしまし
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