若者の恋愛離れが言われる背景には何があるか。博報堂生活総合研究所主席研究員の酒井崇匡さんは「恋愛離れの正体は恋人の減少ではなく、『友達以上恋人未満』の激減だ。かつて男性で23.6%、女性で25.4%いた『友人として交際している異性』が、男性で4.7%、女性で6.0%にまで減少している」という――。 【図表を見る】現代の若者にとって「一番居心地のいい組み合わせ」 ※本稿は、金間大介、酒井崇匡『仕事に「生きがい」はいりません 30年の調査データが明かすZ世代のリアル』(SB新書)の一部を再編集したものです。 ■そもそも昔の若者は本当に恋人がいたのか 国立社会保障・人口問題研究所が約5年おきに実施している「出生動向基本調査」では、1987年の第9回調査以降、現在の異性との交際状況を「恋人として交際している異性または婚約者がいる」「友人として交際している異性がいる」「交際している異性がいない」とい

