奥州市は2月14日に水沢区の黒石寺で行われる奇祭「 蘇民 ( そみん ) 祭」のポスターを公開した。 同祭のポスターを巡っては2008年、上半身裸の男性がアップで写真に使われていることから「不快感を与えかねない」としてJR東日本が掲示を断り、全国的に話題になった。 今回は「裸の男と炎のまつり」という文字の下で、上半身裸の男性が前かがみになった「全裸に見えるポーズ」で写っている。「 穿 ( は ) いてないのでは」と心配する声も聞かれそうだが、市では「祭事の崇高な様を、 祓 ( はら ) いを行う男性の 精悍 ( せいかん ) な姿で表した」と説明する。 ポスターは1200枚を作成。北海道から東海地方まで東日本各地に発送され、JR東日本によると2月5~11日に掲示予定だという。