脳の血流を増やす食事 脳は、大量の酸素を消費している。あなたが1回呼吸するごとに、その25パーセントが脳に直行して代謝のニーズに応える。脳血管疾患のリスクを高める血中脂質(中性脂肪やコレステロール)を正常に保つことが、脳の認知機能を何の妨害もなく保つための1つの方法だ。そしてありがたいことに、次に挙げる方法によっても脳の血流を増やすことができる。 ダーク・チョコレートを食べる。 ダーク・チョコレートに含まれる成分(ポリフェノール)は灌流かんりゅう、つまり脳の血流量を増やすことがわかっている。カカオの含有量が80パーセントを超えるもの(理想的には85パーセント以上─―これは糖質がより少ないことを意味する)、抗酸化物質を減らすアルカリ処理をされていないものにこだわろう。 穀物、糖質、デンプン質を摂らない、あるいは減らす。 脳が脂肪――具体的にはケトンを燃料にすると、送り込まれる血流量が39パー