7月27日、東京五輪の体操女子団体総合決勝に出場していたシモーン・バイルス(米国)が跳馬の演技後に途中棄権した。精神的な健康を重視したためという。写真は同日、有明体操競技場のバイルス選手(2021年 ロイター/Mike Blake) [東京 27日 ロイター] - 東京五輪の体操女子団体総合決勝に出場していたシモーン・バイルス(米国)が27日、跳馬の演技後に途中棄権した。精神的な健康を重視したためという。 バイルスは怪我のリスクを冒すよりも、またチームの他のメンバーによるメダル獲得のためにも棄権することが必要だと判断したという。前日には自身のインスタグラムに世界的な重荷を肩に感じていると投稿していた。 団体戦後、記者団に対し「悪魔と戦い、ここに来たようなものだ。自分のプライドを捨て、チームのために棄権する必要がある」と説明。「1日の終わりには『自分にとって正しいことを行い、自分の精神的な健