飲食店レビューサイト「食べログ」が12月12日に発表した「都道府県別ベストレストラン2011」の秋田県版で、上位20件中16件に飲食レビューを寄せている「ひろしです…。」さんの素性が話題になっている。 秋田の日本料理店たかむらの「だだみ」(タラの白子)料理(関連画像) 「ひろしです…。」さんとは、秋田市内で商事会社を経営する利部浩さん。国内外の有名レストランや料亭から小さな居酒屋やまちなかのスナックまで、食べ歩いた飲食店のリポートを自身のブログや同サイトに掲載する。 同サイトに寄せた投稿はこれまでに約250件。飲食店を初めて訪れたときの印象だけではなく、再訪した場合には追記するなどレビューを工夫するほか、「批判はしたくないので、良い印象をもった飲食店のみレビューする」という利部さんの投稿は読者の人気も高く、アクセス数も東北のレビュアーとしては異例に多い。 「食事と飲酒にしか興味がないので、
早朝から営業するラーメンの人気店「支那そば伊藤」(秋田市中通4、TEL 018-833-0866)が2月、開店4周年を迎えた。 「支那そば伊藤」店主の伊藤保男さん 横手市十文字地区に昭和初期から伝わる十文字ラーメンの老舗「名代三角そばや」の秋田店として2007年、秋田市民市場内にオープンした同店。同店で修業した伊藤保男さんが2009年に経営を引き継いだ。 「毎日食べてもらえるラーメンを」と、かん水を使わない極細ちぢれ麺や化学調味料を使わない魚介系スープにこだわる。伊藤さんは「味のバランスなどの管理は難しいが、体にやさしいラーメンにこだわりたい」と話す。 朝4時に起床し、湯沢市の自宅から100キロかけて同店まで通う伊藤さん。朝7時の営業開始ながら、「開店前から店の前で待っていてくれるお客さまもいる」という。「市場は日曜定休だが、当店は営業している。平日は来られないお客様に足を運んでもらえれば
比内地鶏加工品などを手掛ける秋田味商(秋田市将軍野)が製造販売する「比内地鶏塩スープで食べるツルツル稲庭うどん」が隠れた人気商品になっている。 塩味スープの中華そば風「稲庭うどん」 一般に、しょうゆベースのタレで食べる秋田の郷土料理「稲庭うどん」。今春、同社スタッフが「塩味の中華そば」用スープで稲庭うどんを食べたところ、「予想外に相性がよかった」ことから、稲庭うどんと同スープを家庭調理用に商品化した。 「七味トウガラシよりもコショウとの相性がいい」という「ラーメンのような」稲庭うどんとして5月に発売したところ、「特に広告宣伝はしていないが、リピーターのお客さまが多い」(同社専務の工藤真史さん)ことなどから、1カ月平均3,000食を売り上げる人気商品になった。 工藤さんは「鶏ダシのすっきりした塩味とコクのある鶏油が稲庭うどんによく合う。塩味スープで稲庭うどんを食べる新鮮なスタイルが受けたので
あらかじめ会員登録したユーザー同士がインターネット上で交流しながら人間関係を作るインターネットサービスのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)。新聞社が運営するものとしては、一般紙として最初にSNSを始めた佐賀新聞の「ひびの」、新潟日報の「アメカゴ」などのほか、東北では河北新報の「ふらっと」などが知られる。 同社運営SNSは、開設2日間で200人以上が会員登録。一般のSNSのように日記の更新やグループでの情報共有ができるほか、同紙記事の閲覧も可能。SNSエンジンには「OpenPNE(オープンピーネ)」を採用した。 「ミクシィなど全国区のSNSはバーチャル色が強い特徴があるのに対して、地域SNSはよりリアルな交流も可能」(スタッフの加藤卓哉さん)と、同SNSのコンセプトは「部室」。「例えば、草野球チームの皆さんが、夜間に『こみっと』を使って作戦会議などミーティングを行い、昼間は実際に
「マグロ」「カンパチ」「イカ」など、その日入った刺身3種のブツ切りの「納豆和え」にウズラの生タマゴと野菜を添えた「エロ納豆」(480円)。地産地消を推進する同店が使う納豆はもちろん秋田県産。ユニークなネーミングは、「いろいろ入った納豆を秋田なまりで『えろえろ』入った納豆と発音する」ことから、店主の齊藤育雄さんが名付けた。 もともとは同店の「賄い」料理だったが、20年ほど前にメニューに加えたところ好評だったことから、秋田の郷土料理がメーンの同店レギュラーメニューに。齊藤さんは「最近、新聞で紹介されたことなどから注文も増えた」とも。 同店が立地する秋田の繁華街・川反(かわばた)地区の活性化活動にも精力的に取り組む齋藤さん。「おいしいエロ納豆で栄養を付けて、秋田がもっと元気になれば」と話す。 営業時間は17時~23時。日曜定休。
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