マレーシアの首都クアラルンプールで、AFPの取材に応じる同国野党・人民正義党の指導者アンワル・イブラヒム元副首相(2013年6月3日撮影)。 【AFP=時事】マレーシアの野党・人民正義党(PKR)の指導者、アンワル・イブラヒム(Anwar Ibrahim)元副首相(66)が20日、日本への入国を拒否されたとして「困惑と驚き」を表明した。同党はアンワル氏が入国できなかった背後に、マレーシアの連立与党による圧力があったのではないかと疑念を呈している。 マレーシアのアンワル元副首相、同性愛裁判で無罪判決(2012年01月) アンワル氏によれば19日、個人的な訪問のため成田国際空港(Narita International Airport)に到着したが、1999年に汚職とイスラム国であるマレーシアで違法とされている同性愛で有罪になったことを理由に、日本の入国管理局から入国拒否を告げられたという。