映画『雲のむこう、約束の場所』のあらすじ(C)2004『雲のむこう、約束の場所』製作委員会1996年、冷戦体制が存続している世界。 世界は南北に分断されており、日本も共産国家群「ユニオン」に統治されている「蝦夷(エゾ)」と、アメリカに統治されている「本州以南の日本」に分断されていました。 中学3年生のヒロキとタクヤは、今の世界を支える「巨大な塔」を見るため、ヴェラシーラという飛行機を2人で作っています。 偶然ながら、憧れの同級生サユリに2人の計画を教えることになり、秘密を共有した彼らは親しい間柄となりました。 しかし、夏休みのある日。 突然サユリがいなくなってしまい、ヴェラシーラの飛行計画もやめることになって3年経ちました。 サユリに対するそれぞれの想いを抱えながら、タクヤは地元の高校に進学し、富澤室長の外部研究員として参加していました。 ヒロキは、鬱屈した気持ちを抱えながら、今までのこと