マイクロソフトの企業内検索製品「Microsoft Search Server 2008 Express」の日本版が2008年上半期にリリースされる。部門の壁を越えた情報活用ができていない日本において、同製品は情報活用を活性化させる一手となるのか。 2007年度版「経済財政白書」によると、日本において部門内で情報活用が行われているのは企業の68%であるのに対し、組織全体で情報活用ができているのは24%にとどまる。多くの日本企業は、部門の壁を越えた情報活用ができていない。 その理由の1つに、日々生成される膨大な情報を企業内で処理しきれていないことが挙げられる。それを受けてか、企業内のあらゆるデータを活用するために企業内検索サービスや製品がメディアで取りざたされるなど、今のエンタープライズ分野において、検索というトピックが流行となっている。 マイクロソフトのインフォメーションワーカービジネス本