ヤフーは7月9日から、新たな社内ベンチャー制度の導入に乗り出す。その名も「スター育成プログラム」。Webサービスやスマートデバイス向けアプリを開発する優秀なエンジニアを選抜し、社外の起業家育成プログラムに送り込む。 社内ではなく、あえて「本物の」起業家育成プログラムと連携することで、ヒットサービスの揺籃と人材育成の二兎を狙う。3カ月以内にサービスが大成すると判断されれば、そのまま起業の道を選ぶことも可能。ベンチャーキャピタルとのパイプも用意し、成長に必要な資金も調達できる。従来にない、ユニークで本格的な社内起業制度を目指している。 エンジニアを受け入れるのは、「パズル&ドラゴンズ」を生んだガンホー・オンライン・エンターテイメント創業者、孫泰蔵氏率いるMOVIDA JAPAN。東京都内でインキュベーションオフィスを運営しており、国内で起業家育成に力を入れている。新プログラムの仕掛人であるヤフ
自らマーケットを開設してコンテンツを集め、利用者への課金を牛耳る――。ソフトバンクはヤフーの顧客資源を有効利用する囲い込み作戦に出る。米アップルなどに奪われたスマホ向け配信事業で携帯各社の逆襲が始まった。 ソフトバンクが、スマートフォン(高機能携帯電話)向けの定額制コンテンツ配信サービスを10月にも始めることが明らかになった。グループ企業であるヤフーと提携し、音楽・動画・ゲーム・電子書籍などのコンテンツを50種類以上揃え、月々の定額利用料を払えば利用し放題にする。 新サービスの名称は「スマ得パック(仮称)」。ヤフーが提供する会員制サービス「Yahoo!プレミアム」(10月から月額399円)に加入すればどの携帯電話会社のスマホでも利用できるが、ソフトバンクの加入者には通信料と一緒に料金を払える「キャリア決済」の機能や、2カ月間無料の特典などを用意することで事実上、自社ユーザー向けのサービスと
ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏 1964年、米ニューメキシコ州出身。86年にプリンストン大学を卒業。ウォールストリートの金融機関に勤務後、90年にヘッジファンドに移籍。1994年にシアトルへと移住して、アマゾンの前身となる「Cadabra.com」を設立。1995年にアマゾン・ドット・コムを創業した。現在は民間の宇宙開発企業を設立し、低価格宇宙旅行の実現に力を注ぐ (写真:的野弘路、以下同) ベゾス:「地上で最も顧客中心の会社」が私たちのビジョンです。そして、望んでいるのは、まったく異なる業界からもアマゾンが手本にされるようになること。「あのような卓越した顧客経験を我々の産業でも実現したい」と言われるようになりたいですね。 そのために我々は「品ぞろえ」「利便性」「低価格」という3つの要素を大事にしています。この3つは密接に結びついているものです。まずは、品ぞろえから始まります。顧
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