日本の自動車メーカーが苦境に立たされている。6月=32、9月=19、12月予想=マイナス5。日銀企業短期経済観測調査(短観)に示された業況判断指数(良いから悪いを引いた数字)は、文字通り秋の日はつるべ落としである。エコカー補助金の終了や中国景気の減速。今回の短観では全体として7割弱の回答が9月11日までに寄せられているので、尖閣問題をきっかけに起きた反日デモなどの影響は織り込まれていない。各社
9月20日、大勢のアップルファンが待ちに待った「iPhone5」がついに発売された。しかしその後、同社純正の地図アプリがあまりにひどいという怨嗟の声と言うべきか、面白すぎるネタと言うべきか、トンデモ事例がネットにあふれて大変な騒ぎになっている。同月28日にはついに、ティム・クックCEOによる「公式謝罪文」が出されるという、極めてアップルらしからぬ異例の事態にまで発展した。 iPhone5自体は、そんなことに関係なく、前モデルを上回る売れ行きなので、アップルにとっては致命的な話ではない。とはいえ、私にはアップルの「伝統的弱み」が露呈した例に見えて、興味津々である。ジョブスがいればとか、そういう問題ではないと思う。あれほど美しい製品やアプリを作るアップルが、なぜこれほど大コケしたのか。シリコンバレー的視点から少々検証してみたい。 アップルの地図アプリの何がどうヒドイのか 何しろ、比較対象がどう
主要小売業の3~8月期決算発表が本格化する。個人消費が息切れするなか、24日発表された8月の全国スーパーの既存店売上高は6カ月連続で前年同月実績を下回った。セブン&アイ・ホールディングスは上期としては3年ぶりの連結営業減益となる見通し。変調の波はファーストリテイリングなどの専門店やコンビニなどの「業績好調組」にも及ぶのか。選別のポイントを市場関係者に聞いた。「コンビニは買い、利益確定売りは一時的」
「新しい朝が来た」のフレーズでおなじみのラジオ体操が最近、見直されている。手軽な運動として高齢者を中心に半世紀以上も親しまれてきたが、ダイエットや肩こり解消などの目的で始める若い人も増えてきた。専門家が薦めるよさとは何か。その効能と実践のポイントを聞いた。若い女性が受講都内のある会社でラジオ体操の講習会が開かれた。50人の受講者は若い女性ばかり。「反りすぎず、前かがみにならず、床に重心をのせて
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁に続き、今度は米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が魔法のつえを振った。日本をめぐる不透明感の高まりに目を凝らすなら、日銀も金融の追加緩和に動くのが合理的だろう。バーナンキ議長は米雇用の改善の遅れを強調する。その指摘に間違いはあるまいが、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)を待たずに、9月に追加緩和を決めたことが引っかかる。見逃せないのが、景気は気か
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